アメリカ・ハワイ州に拠点を置くミストウォーカー3月3日(水)、Apple社が提供するゲームサブスクリプションサービスApple Arcadeの“Coming Soon”ページにて、新作のロールプレイングゲームFANTASIAN』(以下、ファンタジアン)に関する情報を公開した。
 本作はサービスへの加入を前提としてiPhone、iPadiPod touch、Mac、Apple TVに向けて近日配信される予定だ。

 ミストウォーカーファイナルファンタジー』シリーズにおける中心的な開発人物のひとりとして知られる坂口博信氏が立ち上げたスタジオである。代表作にはXbox 360ニンテンドーDS向けのブルードラゴン』シリーズや、iOSとAndroid向けに配信されたテラバトル』シリーズが挙げられる。

 今回新たな情報が公開された『ファンタジアン』はApple Arcadeの発表にあわせて公表された作品で、150個近く制作されたジオラマ模型を使用している背景が大きな特徴だ。

(画像はミストウォーカー公式サイトより)
(画像はミストウォーカー公式サイトより)

 また、ランダムにエンカウントした敵を“異次元へ吹き飛ばす”ことで、探索時におけるエンカウントのわずらわしさを回避しつつ、好きなタイミングでまとめて戦える「ディメンション・システム」も特徴となっている。

 戦闘時には、弓をひくようなタップドラッグの動作で直線・カーブなどの攻撃範囲をもつスキルを発動可能。異次元では味方に有利なギミックも登場するほか、ボス戦は作戦次第で低レベルでも撃破できるようデザインされているようだ。

 さらに、全60曲のBGMはすべて作曲家の植松伸夫氏による書き下ろし音源で、オーケストラサウンドとシンセサイザーの組み合わせで世界を彩る。作品のボリュームは前編で20~30時間、後編も20~30時間の計40~60時間となっているため、クリアを迎える頃にはそれぞれのプレイヤーに思い出深い楽曲が生まれていることだろう。

 なお、詳細な配信日の情報は執筆時点で公開されていないため、本作に興味があればApp Storeでの通知登録ミストウォーカーの公式Twitterアカウント(@mistwalkerjp)をフォローして続報を待ってみてほしい。

ライター/ヨシムネ

App Storeの『ファンタジアン』プレビューページはこちらミストウォーカー公式サイトはこちら
ライター
2019年11月加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。
コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『モンスターファームアドバンス2』『新・世界樹の迷宮2』など。
Twitter:@fuyunoyozakura