世界中で大人気のゲーム「ダンジョンズ&ドラゴンズ」の実写映画化で、『ノッティングヒルの恋人』や『ラブ・アクチュアリー』のヒュー・グラントが悪役を演じることが明らかになった。また、『IT/イット』シリーズのソフィア・リリスも出演する。

【写真】懐かしの『ダンジョン&ドラゴン』(2000)フォトギャラリー

 「ダンジョンズ&ドラゴンズ」は、1974年に発表されてから今に至るまで、高い人気を誇り続けるファンタジー・テーブルトークRPG。2000年にはジェレミーアイアンズやゾーラ・バーチ出演でコートニー・ソロモンが監督した実写版『ダンジョン&ドラゴン』が公開され、2005年には続編『ダンジョン&ドラゴン2』も製作されている。

 The Hollywood Repoerterによると、ストーリーはまだ明らかになっていないものの、ヒューが演じるのは本作のメイン悪役フォージフレッチャーソフィアは、ドーリックというキャラクターを演じる。
 
 ヒューは、現在日本でも放送中の『フレイザー家の秘密』で殺人の容疑を掛けられる医師役を演じ、先日開催されたゴールデン・グローブ賞にノミネート。『パディントン2』でも悪役を演じていた。

 本作には、すでに『ワンダーウーマン』シリーズのクリスパイン、『ワイルド・スピード』シリーズのミシェルロドリゲス、『名探偵ピカチュウ』のジャスティス・スミス、そしてNetflixのドラマ『ブリジャートン家』で一躍スターとなったレジ=ジーン・ペイジの出演が報じられており、これに加わる形となる。

 今回の映画化は、米玩具メーカー・ハズブロの子会社eOneとパラマウント・ピクチャーズが共同でプロデュースを行い、イギリスカナダでの配給をeOneが担当。パラマウント・ピクチャーズがそれ以外の国で配給を行うという。『モンスター上司』『スパイダーマン:ホームカミング』の脚本を手掛けたジョナサン・ゴールドスタインとジョン・フランシスデイリーが脚本と監督を務める。

ヒュー・グラント、人気ゲーム「ダンジョンズ&ドラゴンズ」映画化作品で悪役に (C)AFLO