カプコンバイオハザード ヴィレッジの日本版と海外版の表現規制の差異について発表した。日本版はゲーム内容に海外版との違いはないとしたうえで「頭部欠損表現がない」「出血表現が軽減」という差異があることを公表している。

 『バイオハザード ヴィレッジ』はCERO D版(17歳以上を対象)、CERO Z(18歳以上のみ対象)の2バージョンが発売されるが、この海外版との差異は両方に共通する要素となっている。

 『バイオハザード ヴィレッジ』は、5月8日(土)に発売を予定している人気シリーズ最新作のサバイバルホラーPlayStation 4PlayStation 5Xbox OneXbox Series X、Steamと各機種版がラインアップされており、PlayStation 4版とXbox One版は、追加費用なしに次世代機版でのゲームプレイが可能となっている。

 今回、カプコンは日本版と海外版の表現規制の差異について言及し、日本版はゲーム内容に海外版との違いはないとしたうえレーティング機構の規定に準拠する内容として「頭部欠損表現がない」「出血表現が軽減」という差異を明らかにしている。

(画像はYouTube『バイオハザード ヴィレッジ』3rd Trailerより)
(画像はYouTube『バイオハザード ヴィレッジ』3rd Trailerより)
(画像はYouTube『バイオハザード ヴィレッジ』3rd Trailerより)
(画像はYouTube『バイオハザード ヴィレッジ』3rd Trailerより)

なお、以前の例だとカプコンバイオハザード7 レジデント イービルバイオハザード RE:2の日本版と海外版の差異について「基本的なゲーム内容は同一ですが、一部表現に差異がございます」、または「基本のゲーム内容は同じですが、各国のレーティング機構の規定に準拠した内容での一部表現に差異があります」との説明に留めており、今回の『バイオハザード ヴィレッジ』に関しては、少し具体的に踏み込んだ説明をした形だ。

 同程度の規制は、すでに『バイオハザード7 レジデント イービル』や『バイオハザード RE:2』でも見られたことであり、今回の『バイオハザード ヴィレッジ』の表現についても同様の規制が予想ができる発表といえそうだ。

 発売があと2ヶ月に迫っている『バイオハザード ヴィレッジ』。次世代機の表現によるサバイバルホラーがいよいよ幕を開ける。『バイオハザード ヴィレッジ』は5月8日(土)発売予定だ。

『バイオハザード ヴィレッジ』公式サイトはこちら

ライター/福山幸司

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman