リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、同クラブに所属するトルコ代表DFオザン・カバクの状態について言及している。5日、リヴァプールのクラブ公式サイトが伝えた。

 4日に行われたプレミアリーグ第29節のチェルシー戦で公式戦5試合連続となるフル出場を果たしていたカバクだが、クロップ監督は「試合後、オザンはちょっとした問題を抱えていた。彼は今、多くの試合に出場しているが、フルアム戦に向けての準備ができているかどうかは、これから見極めていくことになるだろう」と言及。間に合うかどうかは不透明なようだ。

 しかし、クロップ監督はチェルシー戦を欠場したナサニエル・フィリップスについては、「彼はベン(・デイヴィス)と同様にフルアム戦には間に合うと思う」と言及した。

 また、同監督はイングランド人DFベン・デイヴィスについては、新クラブに加入したばかりの難しさに理解を示し、「彼にとっては簡単な状況ではない。すべてに適応しなければならないからね。でも彼は本当に良い選手だよ。一人目、二人目と新しい選手を連れてきたらすべてが変わってしまう。だから、どの決断下すをすべきか見る必要がある」と話した。

 リヴァプールではオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクイングランド代表DFジョーゴメス、元カメルーン代表DFジョエル・マティプ、イングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンら守備陣の主力選手たちが負傷を離脱しており、苦しい戦いが強いられている。

次節フルアム戦を欠場する可能性があるオザン・カバク [写真]=Getty Images