ソチ冬季五輪のフィギュアスケート女子で2連覇を狙うキム・ヨナ(韓国)の衣装が波紋を広げている。ショートプログラム(SP)で身につけていた黄色い衣装が“たくあん”色だというのが原因。キム・ヨナの衣装を担当したデザイナー、アン・ギュミ氏は、1日放送の韓国MBC放送で騒動に対する心境を告白した。複数の韓国メディアが報じた。

  MBC放送はソチ五輪ドキュメント「最後の選曲、アディオス・ノニーノ」で、キム・ヨナの衣装をめぐるビハインドストーリーを報じた。

  番組は、2013年12月6日クロアチアで行われたフィギュアスケートの国際大会、ゴールデンスピンで、キム・ヨナが身につけた衣装が“たくあん”みたいだと不評を買ったことを紹介。デザインをめぐり非難を浴びることになったアン氏にもインタビューを行った。

  アン氏は、騒動について「予想外の話題が浮上して負担を感じている。辛いのは事実だ」と述べ、ストレスになっていることを告白。衣装については、元々シンプルなスタイルが好きなキム・ヨナが、今回は特にシンプルなスタイルを望んだことから、子どもっぽくならないように気を遣ったことを明かした。また全体的に品があり、身体を絞ったキム・ヨナが痩せて見えないようなデザインにしたと説明した。(編集担当:新川悠)