中国では、日本について「国全体が右傾化しており、軍国主義が復活している」と考えている人は少なくない。しかし、中国の動画サイト西瓜視頻はこのほど、それを否定する動画を配信した。なぜなら、中国では考えられないようなことが日本では現実に生じているからだとしている。

 動画の配信者が指摘したのは、「日本人のなかには国旗敬礼や国歌を歌うことを拒否する人がいる」ことだ。中国の小中学校では、毎週月曜日に国旗掲揚が行われて国旗敬礼と国歌斉唱が必ずあり、拒否することなど許されないことだ。これは中国の愛国教育の一環だが、日本では「教師のなかにさえ君が代日の丸拒否する人がいる」と驚きを持って伝えている。

 その理由について、「日の丸君が代は軍国主義の象徴と考えている日本人がいるから」と説明。特に教育界には拒否反応を示す人が多くおり、この問題は何度も裁判になっていると指摘した。さらに、国旗・国歌の問題については、当時天皇だった上皇さまが「強制でないのが望ましい」との見解を示していたと紹介している。

 この動画に対して寄せられたコメントを見ると、「これはびっくりした」、「これは初めて聞いた。日本人はみんな超愛国者じゃなかったのか」などがあり、知らなかった中国人が多いようだ。また、「やっぱり日本は開放的なんだな」と驚く人もいた。

 しかし、「それでも日本には警戒すべき」、「配信者日本人寄りの話をしている」、「これは間違っている。ニュースでは日本の軍国主義が台頭していると言っているぞ」など批判的コメントもあり、日本に対してはいずれにしても強く警戒すべきとの意見が多かった。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

「あれ」を拒否できる日本で「軍国主義が台頭しているはずがない」=中国