ブンデスリーガ第24節、ビーレフェルトvsウニオン・ベルリンが7日に行われ、1-1で引き分けた。ビーレフェルトのMF奥川雅也はフル出場、MF堂安律は65分から出場、遠藤渓太は62分から途中出場している。

前節ドルトムントに完敗した16位ビーレフェルト(勝ち点18)は、ノイハウス前監督を解任。降格圏のマインツに暫定ながら勝ち点で並ばれた中、クラマー新監督の初陣で堂安が移籍後初めてベンチスタートとなり、奥川が移籍後初スタメンとなった。

一方、前節ホッフェンハイム戦を引き分けた7位ウニオン・ベルリン(勝ち点34)は、遠藤が引き続きベンチスタートとなった。

奥川が中盤ダイヤモンド型[4-4-2]の左MFでスタートしたビーレフェルトは、13分に決定機。ボックス右でラストパスを受けたコルドバがGK強襲のシュートを浴びせた。

その後もショートカウンターを中心にウニオンゴールに迫るシーンを作ったビーレフェルトがウニオンにポゼッションを譲りつつ時間を進め、ゴールレスで前半を終えた。

迎えた後半、51分にビーレフェルトはピンチ。奥川がトリメルに振り切られ、バルターのヘディングシュートが枠を捉えたが、GKオルテガが好守で凌いだ。

その後、62分に遠藤がフラットな[4-4-2]の左サイドに投入された中、65分には堂安も投入される。堂安は右サイドに入った。

すると74分、遠藤に決定機。奥川のボールロストからショートカウンターに転じ、ボックス左でスルーパスを引き出した遠藤がシュートに持ち込んだが、わずかに枠の右に外れた。

さらに81分にも遠藤に決定機が訪れたが、ボックス右深くからマイナスに折り返されたクロスにダイレクトで合わせたシュートはGKオルテガの好守に阻まれてしまう。

終盤にかけてはオープンな展開となった中、ゴールレスのままタイムアップ。監督交代を行ったビーレフェルトが勝ち点1をもぎ取り、16位を死守している。

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