セレッソ大阪に所属する大久保嘉人の勢いが止まらない。38歳のFWは2月27日に行われた柏レイソルとの明治安田生命J1リーグ開幕戦で復帰後初ゴールマークすると、3日の“古巣”川崎フロンターレ戦でも2ゴールを記録。さらに2試合連続の古巣戦となった6日のFC東京戦では、質の高い動きで相手DFの裏をとり、豪快なダイビングヘッド弾を決めてみせた。

 38歳にしてJ1リーグ開幕3戦連発――「サッカーで年齢は関係ない」、という言葉を証明する活躍ぶりだろう。

 世界トップレベルの選手が集う欧州5大リーグにおいても、ベテラン選手たちがゴールを挙げて存在感を見せている。ここでは移籍情報サイト『transfermarkt』の情報をもとに、今シーズンの年長得点者ランキングトップ10を紹介しよう。

※本稿の情報はすべて日本時間3月8日現在のもの

◆10位 クラウディオ・テルツィ

所属クラブ:スペツィア(セリエA
最新の得点試合:2021年1月11日 スペツィア 2-1 サンプドリア
得点時の年齢:36歳6カ月23日

今季がセリエA初挑戦というスペツィアでキャプテンを務めるのがテルツィだ。パレルモに在籍していた2014-15シーズン以来となるトップリーグの舞台で奮闘。今年1月のサンプドリア戦では、36歳6カ月23日にして得点を挙げた。

◆9位 ダンテ

所属クラブ:ニース(リーグ・アン
最新の得点試合:2020年10月3日 ニース 2-1 ナント
得点時の年齢:36歳11カ月15日

30代はチームに2人(もう1人は元エヴァートンモルガンシュナイデルラン)というニースで、キャプテンを務めるダンテ。今季は第3節のモンペリエ戦でもゴールを挙げている。しかし、第9節のアンジェ戦で靭帯断裂の大ケガを負った。再びピッチに立つ日を多くのファンが待ちわびている。

◆8位 ジョゼ・フォンテ

所属クラブ:リール(リーグ・アン
最新の得点試合:2021年2月28日 リール 1-1 ストラスブール
得点時の年齢:37歳2カ月6日

かつてサウサンプトン吉田麻也センターバックを組んだフォンテが、今季のリーグ・アンの最年長得点者だ。2月のストラスブール戦で、86分にヘディングでネットを揺らし、川島永嗣が守るゴールをこじ開けた。

◆7位 ゴラン・パンデフ

所属クラブジェノアセリエA
最新の得点試合:2021年2月6日 ジェノア 2-1 ナポリ
得点時の年齢:37歳6カ月10日

今年2月、強豪ナポリ相手に金星を挙げたジェノア。その試合で2ゴールを挙げたのが37歳のパンデフだった。ベテランストライカーは昨年11月に行われたEURO2020プレーオフでも貴重な先制ゴールを挙げ、母国の北マケドニアに初のEURO出場権をもたらした。

◆6位 フランク・リベリー

所属クラブフィオレンティーナセリエA
最新の得点試合:2021年1月29日 トリノ 1-1 フィオンレティーナ
得点時の年齢:37歳9カ月22日

「皇帝」の愛称で親しまれるリベリーが第6位にランクイン。セリエAで2シーズン目となる今季は、ここまで19試合に出場して1ゴール。トリノ戦で奪ったゴールが唯一の得点だが、4アシストチームトップタイと存在感を示している。

◆5位 ファビオ・クアリャレッラ

所属クラブサンプドリアセリエA
最新の得点試合:2021年2月14日 サンプドリア 2-1 フィオレンティーナ
得点時の年齢:38歳14日

遅咲きのストライカーの代表格で、2018-19シーズンには36歳でセリエA得点王に輝いた。今季もここまで8ゴールチームトップ。38歳になった今もサンプドリアエースとして活躍する。2年前に出場したイタリア代表戦では、36歳54日でゴールを奪い、同国の歴代最年長記録を更新した。

◆4位 ロドリゴ・パラシオ

所属クラブ:ボローニャ(セリエA
最新の得点試合:2020年9月28日 ボローニャ 4-1 パルマ
得点時の年齢:38歳7カ月23日

第4位にランクインしたのは、冨安健洋17歳年上の同僚パラシオ。今季のセリエAはここまで全試合出場を果たすなど、鉄人ぶりを発揮している。今年2月で39歳の誕生日を迎えたが、元プロサッカー選手の父親は41歳まで現役だったという。引退はまだまだ先だろう。

◆3位 ホルヘ・モリーナ

所属クラブ:グラナダ(ラ・リーガ
最新の得点試合:2020年3月7日 アスレティック・ビルバオ 2-1 グラナダ
得点時の年齢:38歳10カ月13日

29歳のとき、ベティスで初の1部デビューを果たした苦労人だが、ヘタフェに所属した2018-19シーズンには14ゴールを挙げた。グラナダに移籍した今季もコンスタントに出場機会を得ており、直近のアスレティック・ビルバオ戦で、38歳10カ月13日でのゴールを決めた。

◆2位 ズラタン・イブラヒモヴィッチ

所属クラブミランセリエA
最新の得点試合:2021年2月7日 ミラン 4-0 クロトーネ
得点時の年齢:39歳4カ月4日

今年2月のクロトーネ戦で2得点を挙げたイブラヒモヴィッチは、クラブキャリア通算500ゴールの偉業を達成。今季のセリエAでは出場14試合で14ゴールマークしており、スウェーデン代表への復帰話も持ち上がっているようだ。「俺はベンジャミンバトン」と豪語するだけのことはある。

◆1位 ホアキン・サンチェス

所属クラブ:ベティス(ラ・リーガ
最新の得点試合:2021年1月23日 レアルソシエダ 2-2 ベティス
得点時の年齢:39歳6カ月2日

今季の欧州5大リーグ最年長得点選手は、ベティスのホアキンだった。今年1月のレアルソシエダ戦で値千金の同点弾をマーク。これが「39歳6カ月2日」でのゴールとなり、ラ・リーガ歴代4番目の年長記録になったという。40歳を目前にした今も、健在ぶりを示している。

(記事/Footmedia

欧州5大リーグの年長得点者ランキングトップ10 [写真]=Getty Images