サッカーにおいて個の力は非常に大事な要素の一つである。しかし、チームとして選手たちがひとつになった時にこそ、素晴らしいプレーが生まれる。

『Team Goals』では、流れるような連携から生まれた美しいゴールを紹介。今回はインテルアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスが決めたゴールだ。

2018年夏に母国アルゼンチンのラシン・クラブからインテルに加入したラウタロ・マルティネスは、若きエースとしてブレイク。ここまで公式戦118試合に出場し、45ゴールを決めている。

FWロメル・ルカクと強力2トップを形成するマルティネスだが、2020年1月11日に行われたセリエA第19節のアタランタ戦では、2トップの華麗なコンビネーションからゴールを決めている。

試合開始早々の4分、相手陣内中央でボールを持ったMFステファノ・センシが前線のラウタロに楔のパスを入れる。ワンタッチでルカクに落としたラウタロはすぐさま裏へ走る。ルカクの浮き球リターンパスを受け、ボックス内にラウタロが抜け出すと、GKの股を抜く強烈なシュート。2トップの鮮やかなコンビネーションで先制ゴールを挙げてみせた。

早い段階で先制したインテルだったが、後半に追いつかれ、1-1のドローに終わっている。

サムネイル画像