2021年3月17日(水)、昭和25年創業のクロコダイルレザー専門タンナー「藤豊工業所」が、「柏タカシマヤ」(百貨店 本館6階)に初の直営ショップをオープン。一貫生産で仕上げたリアルクロコレザーの財布、ベルト、バッグなどのオリジナル製品を展開しつつ、革見本をもとにオーダーメイドカスタムメイドも。また、日本各地の“職人技”を期間限定で紹介するPOP-UPスペース「TILLON(ティロン)」を常設。POP-UP第1弾は「坂本商店」「SEEGER(ゼーガー)、2021年4月26日(月)からは染師・奥田祐斎氏「夢こうろ染」のオリジナル製品の予定。

  • 「藤豊工業所」直営ショップについて

2021年3月17日(水)、昭和25年創業のエキゾチックレザー専門タンナー「藤豊工業所」(所在地:東京都墨田区東墨田3-17-13)が、「柏タカシマヤ」(百貨店 本館6階)に初の直営ショップをオープン。


原産地からの皮の輸入・なめし・染色、そして縫製まで、同じ敷地の中で一貫生産によって仕上げた、リアルクロコレザーの財布、ベルト、バッグなどのオリジナル製品を展開する。「藤豊工業所」の十八番である水染め100%のカラフルなマットフィニッシュ加工のクロコダイル製品のほか、オリジナルブランド「FLEDGE」、フランス・パリで開催される世界最高峰のファッション素材見本市「プルミエール・ヴィジョン・パリ2019」で注目を集めたオリジナルの植物タンニンなめしレザー小物も展開。クロコダイルの“ヌメ革”をベースに、本藍や柿渋といった天然の染料で染めたもので、開発に10年以上の歳月をかけている。

また、革見本を置き、オーダーメイドカスタムメイドも実施。「“愛着を持ちながら長く使い続ける”ためのお手伝いができたら」(専務取締役 藤城耕一)という想いから、革小物・バッグのリペア相談窓口も開設予定。

※実際の革見本は変更となる可能性があります
  • 常設POP-UPスペース「TILLON」について

「藤豊工業所」が運営するPOP-UPスペース「TILLON(ティロン)」は、知名度やジャンルを問わず、同社が出会ってきた一流の“メイドインジャパン”製品を期間限定で紹介していく新プロジェクト。「TILLON」の語源は、英語で“耕す”の意味を持つ“till on”。自社を含める日本のものづくり業界を耕し、豊かにしていきたいという想いで創設。情報はインスタグラム(@tillon_japan)にて公開予定(※イベントのスケジュール・内容は都合により変更となる場合がございます)。

2021年4月25日(日)まで
◼️「坂本商店」漆塗りの技法を取り入れ、「革の黒ダイヤ」との異名を持つ姫路黒桟革の作り手として唯一の存在。オリジナルのボディバッグほか。
◼️「SEEGER(ゼーガー)」日本の職人たちの手で現代に蘇えったドイツの名ブランド「SEEGER(ゼーガー)」。おもに財布を展開。

2021年4月26日(月)~5月31日(月)
◼️世界的に活躍する染師・奥田祐斎氏が、"幻の染め"と言われる黄櫨染(こうろぜん)を現代に再現したオリジナルの染色方法「夢こうろ染」によるアイテムが登場。シルクやカシミアの上質なストールやインテリアアイテム、「藤豊工業所」クロコダイルレザーとのコラボアイテムなどを展開。


  • 「革への“愛着”が呼び起こす真のエシカルクオリティを追求して」「藤豊工業所」専務取締役 藤城耕一

かつての日本では、クロコと言えばピカピカに輝くグレージング仕上げが主流で、バッグなどは特に、艶が手の脂で曇らないように、よそゆきの時にしか使わないような風潮が強かったようです。しかし、二代目である私の父が、それではクロコダイルレザーの恩恵をじゅうぶんに享受できなくて勿体無いと、今から30年ほど前にヨーロッパのマット仕上げという技術を取り入れ、以来、その技術をブラッシュアップし続けています。

藤豊工業所のマット仕上げの特徴は、高度ななめし技術による革のみずみずしい風合い、水染め100%で表現する透明感のあるカラーです。新品の時は控えめな艶で、使い込むほど艶が深まっていく過程が本当に美しい!

元来、クロコダイルレザーは美しくそして経年劣化が非常に緩やかな素材。そんな素材へのリスペクトを念頭に、弊社では、なめしによって機能性や堅牢性を高めることはもちろん、“手に持った時に感動をともなうクオリティ”という数値化しづらい部分も長年追求してきました。“感動”は“愛着”を呼び覚まし、愛着を持って扱うことで革は輝きを増しながらその寿命を伸ばします。その結果が、“ひとつのものを大切に使い続ける”という本質的なエコと豊かさに繋がると確信しています。弊社のクロコダイル製品を通して、そんな真の豊かさをお伝えできたら…。今回、そんな私たちの想いをダイレクトにお伝えできるスペースができたことを非常にうれしく思っています。

配信元企業:有限会社 藤豊工業所

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