3月19日(金)放送の長瀬智也主演ドラマ「俺の家の話」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)第9話に、ムロツヨシがゲストとして出演することが決定した。長瀬とムロの共演は、宮藤官九郎が脚本を担当した、長瀬主演のドラマ「うぬぼれ刑事」(2010年)に、ムロが登戸刑事役で出演して以来11年ぶり。そんなムロが、最終話に向け怒濤(どとう)の展開を見せている「俺の家の話」で、第9話のキーパーソンとなる観山流の分家当主・観山万寿(みやま・まんじゅ)を演じる。

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本作は、長瀬主演×宮藤脚本というTBSの連続ドラマでは11年ぶりの2人のタッグで描かれる、濃過ぎる家族が織りなす、まったく新しい形のホームドラマ。

長瀬演じるピークを過ぎたプロレスラー・寿一が、能楽の人間国宝である父・寿三郎(西田敏行)の介護のために現役を引退し、名家の長男として家族と女性介護ヘルパー・さくら(戸田恵梨香)を巻き込んで、家族と一致団結し、一家をまとめていくストーリーだ。

そしてこのたび、第9話への出演が決定したムロは、長瀬演じる寿一が観山流を継承することに異議を唱え、寿一と真っ向から対立する観山流の分家当主・万寿として登場。コミカルな演技力に定評のあるムロが、寿一との激しいやり取りで、お家騒動を盛り上げる。

ムロツヨシコメント

少し前になりますが、この作品のとあるシーンのロケをしている現場にたまたま遭遇し、久しぶりに長瀬さん、戸田さん、西田さんにごあいさつさせていただき、その時に「出たい!出たい!」と話しておりました。

今回このように出演させていただき、長瀬さんから「本当に来てくれたんだ」と言ってもらいうれしかったです。長瀬さんとは11年前に「うぬぼれ刑事」で共演させていただきましたが、面と向かってお芝居させていただくのは今回がはじめてで、「IWGP」を見ていた自分としても非常に感慨深かったです。

長瀬さんの力強さからくる説得力が、お芝居であろうとなかろうとまっすぐに伝わってきました。まっすぐに思いが伝わるストレートを投げていく生きざま、芝居の仕方が改めてかっこいいなと思いました。

戸田さんもいつもと変わらない笑顔で接してくれて、久しぶりに現場での戸田さんの笑い声を聞けて懐かしかったです。この作品を初回の放送から見続けており最後がどうなるか、私自身も本当に楽しみでなりません。

そして、長瀬さんと一緒にお芝居させていただいたこと、この作品に参加させていただいたことに感謝しております。

■第9話あらすじ(3月19日[金]放送)

妹弟が去り、寿三郎(西田敏行)がグループホームへ入所し、観山家に残った寿一(長瀬智也)は、ひたすら稽古に励んでいた。そこへ、半年前に家を出た寿限無(桐谷健太)が突然の帰宅。「自分には能しかないと気づいた」と言う寿限無を誘い、寿一は寿三郎のいるグループホームへと出かける。

“スーパー世阿弥マシン”に扮(ふん)した寿一をはじめ、慰問に来た「さんたまプロレス」のレスラーたちを見たお年寄りは歓声を上げる。その中には寿三郎の姿もあり、寿限無は泣き笑うような気持ちでそれを見つめるのだった。

一方、寿一と結婚を誓い合ったはずのさくら(戸田恵梨香)は、この2週間ほど観山家には行かなかった。能とプロレスが頭の大部分を占め、手を出してこない寿一に不満を覚えていたのだ。

同じ頃、踊介(永山絢斗)は週刊誌の記者からある記事を見せられていた。そこには、グループホームの中庭で運動している寿三郎の姿があり…。

ムロツヨシが「俺の家の話」第9話に登場!/(C)TBS