3月19日(金)放送の長瀬智也主演ドラマ「俺の家の話」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)第9話に、塚本高史がゲストとして出演することが決定した。塚本は「木更津キャッツアイ」シリーズ(2002~2006年)をはじめ、2017年に放送された「監獄のお姫さま」など、多くの宮藤官九郎作品に出演している。そんな塚本が本作で演じるのは、三代目葬儀屋・鬼塚(おにづか)。第9話のシリアスなシーンの緩衝材であり、物語のスパイスとなる役どころだ。長瀬と塚本の共演は「タイガー&ドラゴン」(2005年)以来、実に16年ぶり。当時、長瀬演じる山崎虎児の舎弟・中谷銀次郎を演じた塚本が、今作でも長瀬と息の合った芝居を繰り広げる。

【写真を見る】西田敏行“寿三郎”に長男としての最後の決断を伝える長瀬智也“寿一”

本作は、長瀬主演×宮藤脚本というTBSの連続ドラマでは11年ぶりの2人のタッグで描かれる、濃過ぎる家族が織りなす、まったく新しい形のホームドラマ。

長瀬演じるピークを過ぎたプロレスラー・寿一が、能楽の人間国宝である父・寿三郎(西田敏行)の介護のために現役を引退し、名家の長男として家族と女性介護ヘルパー・さくら(戸田恵梨香)を巻き込んで、家族と一致団結し、一家をまとめていくストーリーだ。

■塚本高史コメント

長瀬さんとは、「タイガー&ドラゴン」以来16年ぶりに共演させていただきましたが、お会いして一瞬で距離が縮まり、すんなりと現場に入れてうれしかったです。

収録の合間、モニターで演技の映像をチェックさせていただいた時も、自分と2ショットで映っている長瀬さんの姿を見て感慨深かったです。また、16年前と何も変わらず、分け隔てなく自然体で接してくれる長瀬さんの姿に魅了されました。

第6話の阿部サダヲさん、第8話の佐藤隆太さんに続き、いよいよ第9話で、最後の象徴的なシーンに関わる三代目葬儀屋・鬼塚として出演致します! 楽しんで観ていただけたらうれしいです。

■第9話あらすじ(3月19日[金]放送)

妹弟が去り、寿三郎(西田敏行)がグループホームへ入所し、観山家に残った寿一(長瀬智也)は、ひたすら稽古に励んでいた。そこへ、半年前に家を出た寿限無(桐谷健太)が突然の帰宅。「自分には能しかないと気づいた」と言う寿限無を誘い、寿一は寿三郎のいるグループホームへと出かける。

“スーパー世阿弥マシン”に扮(ふん)した寿一をはじめ、慰問に来た「さんたまプロレス」のレスラーたちを見たお年寄りは歓声を上げる。その中には寿三郎の姿もあり、寿限無は泣き笑うような気持ちでそれを見つめるのだった。

一方、寿一と結婚を誓い合ったはずのさくら(戸田恵梨香)は、この2週間ほど観山家には行かなかった。能とプロレスが頭の大部分を占め、手を出してこない寿一に不満を覚えていたのだ。

同じ頃、踊介(永山絢斗)は週刊誌の記者からある記事を見せられていた。そこには、グループホームの中庭で運動している寿三郎の姿があり…。

「俺の家の話」第9話で、塚本高史&長瀬智也が16年ぶりに共演!/(C)TBS