プレミアリーグ第28節が13日に行われ、エヴァートンバーンリーが対戦した。

 前節のチェルシー戦に2-0で敗れた6位エヴァートン消化試合が1試合少ないが、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位チェルシーとは勝ち点差5ポイント。勝利して差を縮めたいところだ。対する15位のバーンリーは直近の2試合でレスターアーセナルを相手に1-1のドローに持ち込んでいる。エヴァートンバーンリーをホームに迎えた。

 また、エヴァートンのMFハメス・ロドリゲスとMFアブドゥライエ・ドゥクレは負傷により招集外となっている。

 エヴァートンが主導権を握るなか、試合を動かしたのはバーンリーだった。13分、左サイドを突破したエリック・ピーテルスが折り返すと、エリア内中央でボールを拾ったクリスウッドが右足でゴール右に流し込み、先制に成功した。さらにバーンリーは24分、追加点を奪う。マチェイ・ヴィドラからパスを受けたドワイト・マクニールがエリア手前から左足で強烈なシュートをゴール左上に突き刺し、2点差とした。

 しかし、エヴァートンは32分、1点を返す。右サイドからトム・デイヴィスがクロスを上げると、これにドミニク・カルヴァート・ルーウィンがヘディングで合わせ、ゴールネットを揺らした。

 1点ビハインドで後半へ折り返しエヴァートンは59分にマイケル・キーンが、69分にはカルヴァート・ルーウィンがエリア内からシュートを放つが、いずれも得点に結びつけることができない。バーンリーは直後の70分、CKからベン・ミーがヘディングで合わせるが、これはクロスバーを直撃。追加点とはならなかった。

 試合はこのまま終了。エヴァートンバーンリーに敗れ、上位浮上を逃した。バーンリーは6戦ぶりの勝利を挙げたが、順位は変わらず15位となっている。

 次節、エヴァートン4月3日にアウェイでクリスタル・パレスと、バーンリーは同日にアウェイでサウサンプトンと対戦する。

【スコア】
エヴァートン 1-2 バーンリー

【得点者】
0-1 13分 クリスウッドバーンリー)
0-2 24分 ドワイト・マクニール(バーンリー)
1-2 32分 ドミニク・カルヴァート・ルーウィンエヴァートン

追撃弾を挙げたドミニク・カルヴァート・ルーウィン [写真]=Getty Images