南米コロンビアで、ある女性が木の柵の杭の上に何者かがいることに気が付いた。近づいてみるとそれは木の杭に擬態しているようだ。
目がを動かし始めたので撮影をはじめたところ、突如大きな口をぱっくり開けて「クパァ~!」を発射。女性は大びっくり。
この鳥は擬態上手で知られているオオタチヨタカである。
Urutau Nictibian Ghost Bird Perches on A Fence Post
昨年末、コロンビア、マグダレーナ北部での出来事だ。最初は突き出た木の杭ぐらいに思っていたある女性だが、よく見ると目が動いている。
そこで女性は近づいて撮影することに。
女性が声をかけながら接近、すると突然大きな口をぱっくり開けて「クパァ~!」の表情に。どうやら近づいてきた女性を警戒したようだ。
この鳥は、メキシコ南部からパラグアイにかけての中南米に生息するタチヨタカ属の一種、オオタチヨタカだ。枝や木に垂直に立って止まることからこの名がついた。
タチヨタカの羽の色は枯れた木の切り株や枝にそっくりで、ぱっと見わからないほど。擬態することで身を守っていると考えられている。
海外では怪鳥と呼ばれることもあるそうだが、確かに口をあんぐりあけるとその大きな口と表情はクリーチャーめいた何かに見えてかわいいね。
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