エセックス、アヴレイに住む28歳の女性が今年1月、自宅での水中出産の様子を捉えた動画をInstagramに投稿した。エラさんのフォロワーは2万人を超えているが、出産シーンをシェアしたことについては賛否両論があるようだ。『The Sun』が伝えている。

エラ・ロバーツさん(Ella Roberts、28)は2018年9月、逆子だった長女マイアちゃん(Mya)を帝王切開で出産した。そして今年1月、第2子フレディ君(Freddie)の出産を控えていたエラさんは、担当医師に「コロナ禍で1人で出産するよりも、パートナーや両親に囲まれて赤ちゃんの誕生を祝いたい」と自宅出産を希望していることを伝えた。しかし「帝王切開の後の自然分娩は危険すぎる。許可することはできない」と却下されてしまった。

エラさんは「実はマイアの時も自宅出産を希望していたのですが、逆子だったのであきらめました。妊娠中はずっとつわりが酷く、フレディの時も『医師の許可が下りないのであれば無理だろう』と思っていたのです」と当時を振り返り、こう続けた。

「その後、理解ある助産師さんが協力を申し出てくれたため、自宅出産が決まりました。両親はロックダウン中から一緒に暮らしており、出産の様子を記録に残すことにしました。」

なおエラさんの分娩は36時間にも及んだそうで、動画は約9分30秒に編集されてInstagramに投稿された。

動画ではエラさんが家族と会話を交わしながら陣痛に耐える姿や酸素ガスを吸う様子、クライマックスの分娩のシーンなどが生々しく映しだされ、「出産の様子をシェアできることにワクワクしているの」と言葉が添えられている。

フレディ君の誕生シーンではフィアンセのトーマスさんがエラさんを後ろからハグし、声をあげて泣いているのがわかり、出産を終えたエラさんは放心状態で呼吸も荒い。

エラさんは当時の様子を「出てきたフレディを私が取り上げ、首に巻かれていたへその緒を外して自分の肩の上に乗せました。そうして背中を撫でると、フレディが第一声を上げたのです。感動の瞬間でした」と明かしており、家族に囲まれた自宅での出産については次のように述べた。

「長丁場でプールの水が冷たくなってしまい、私の両親はお湯を沸かして足してくれました。また母は『赤ちゃんが生まれた時に暖かいタオルで包んであげたい』と、タオルを洗濯乾燥機に入れるなどしてサポートを続けてくれました。」

「私は落ち着いた静かな出産を予想していましたが、実際は全く違う騒々しいものになりました。私の出産を見て、より多くの人が自宅出産に興味を持ってくれれば嬉しいですね」と笑顔を見せた。

ちなみにこの動画には、次のようなコメントがあがった。

「よくやったわ。」
「命の誕生でしょう。感動したわ。」
「私も水中出産に興味があったのよ。シェアしてくれてありがとう。」
「女性の逞しさを感じるよ。」
「生々しすぎる。」
「プライベートをどこまで公にしていいものか、考えさせられる。」
「もし何か起きたらと考えると、怖い。」
「ただ注目を集めたいだけなのでは?」
「自分の出産シーンが多くの人の目に晒されると思うだけで嫌。」
「SNSというのは、自分で見たいものを選択すればいいだけ。もし彼女のやり方が嫌なら見ないことだね。」

画像は『Ella Roberts 2021年1月27日付Instagram「Sorry Freddie but you’re going to be a mummy’s boy」、2021年1月27日付Instagram「What they don’t tell you about recovering from birth…….」、2021年1月14日付Instagram「We all have a Super Woman inside of us」、2021年1月24日付Instagram「Our first family photo」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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