サウサンプトンに所属するFWチェ・アダムス(24)がスコットランド代表に初招集された。イギリススカイ・スポーツ』が伝えている。

シェフィールド・ユナイテッドバーミンガムでのブレイクを経て2019年夏にサウサンプトンに加入したアダムスは、プレミアリーグ2年目となった今シーズンに28試合7ゴール4アシストと見事な数字を残している。

その進境著しいレスター生まれの24歳は過去にイングランドの世代別代表でプレー経験があったものの、祖父母のルーツがあるスコットランド代表でのプレーを今回決断した。

16日に2022年カタールワールドカップ(W杯)の欧州予選グループFの戦いに向けたスコットランド代表を発表したスティーブクラーク監督は、4年前に前任者のアレックス・マクリーシュ監督が招集に動いたこともあるアダムスの今回の決断に満足感を示している。

「先週始めに、彼が自分の国としてスコットランドを選ぶことに興味を持っているという情報を得た。ありがたいことに、何度か話をした後、彼は我々の味方になってくれた」

「彼と一緒に仕事ができることを楽しみにしているし、彼がチームに多くのゴールをもたらしてくれることを期待している」

なお、サウサンプトンにはスコットランド代表の主力を担うMFスチュアート・アームストロングが在籍しており、アダムスの今回の選択によってクラブ、代表チームの両方で同僚となる。

アダムスのスコットランド代表デビューが期待される今月の代表ウィークでは25日にオーストリア代表戦、28日にイスラエル代表戦、31日にフェロー諸島代表戦の3試合を戦う予定だ。

サムネイル画像