映画「エイリアン」への出演や、1973年のロジャー・ムーア主演作「007/死ぬのは奴らだ」でのドクター・カナンガ役などで知られる、俳優のヤフェット・コットーが死去した。81歳だった。

夫人のテッシー・シナホンさんは、Facebookで次のようにつづっている。

「24年来の夫ヤフェットの他界で悲しみの中にあり、未だショックを受けています」
「彼は昨夜フィリピン時間の午後10時30分に亡くなりました。彼は悪役で知られているかもしれませんが、私や多くの人々にとっては本物のヒーローでした。良い人、良い父親、良い夫で、非常にまともな人間でした。それは稀なことです」
「ハリウッドで最高の俳優の一人、伝説的存在。安らかに眠ってください。毎日あなたを偲ぶでしょう。私の親友、私の支え」

ヤフェットは、リドリー・スコット監督による「エイリアン」にデニス・パーカー役で出演、1987年のアクション作「バトルランナー」ではアーノルド・シュワルツェネッガーと共演したほか、人気ドラマ「ホミサイド/殺人捜査課」では主役の一人アル・ジャデーロ警部補役を演じていた。