サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。
今回は、フランス人MFブノワ・シェイル氏がマルセイユ時代に決めたゴールだ。
名門リールでプロデビューしたシェイルは、オセールでのプレーを経て、2007年夏に強豪マルセイユに加入。主力として7シーズンを過ごした。
マルセイユでは、リーグ優勝1回の他、リーグカップ3連覇など多くのタイトルを獲得したシェイル氏だが、2010年1月17日に行われたリーグ・アン第20節のボルドー戦では、豪快なゴールを決めている。
前半に失点を許し、0-1とマルセイユビハインドのまま終盤に入った81分、右サイドでマルセイユがFKを得ると、ボックス手前にクロスが入り、ヘディングでボールを繋ぎ、ボックス内にボールを運ぶ。
すると変則的なボール回しが功を奏し、ゴール前でフリーになっていたシェイルにボールが入る。後ろからのボールを見事な胸トラップでコントロールしたシェイルは、飛び出してくるGKがボールに触るのより早く左足で豪快なボレーシュート。至近距離からの強烈なシュートをゴールネットに突き刺した。
終盤で同点に追いついたマルセイユは、そのまま試合を1-1のドローに持ち込み、貴重な勝ち点1を手にしている。
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