レバレジーズメディカルケア株式会社が運営する、看護業界に特化した人材サービス『看護のお仕事』(https://kango-oshigoto.jp/)は、看護師1722人に「新型コロナウィルス感染症拡大の影響を受けての労働環境に関する実態調査」を実施。同感染症の影響による看護師の給与の変化や業務の忙しさ、超過勤務の実態について調査しました。
調査全文はこちらからご覧いただけます。
https://kango-oshigoto.jp/media/article/3347/
■調査結果サマリー
- コロナ患者に直接関わる看護師の50%超が給与減。過酷な現実が浮き彫りに
- コロナで業務多忙になったと感じる看護師は約7割。コロナ患者に直接関わらない看護師も、6割超が忙しく
- 感染者が少ない地方で働く看護師も、半数以上がコロナの影響で業務多忙に
- コロナ患者に直接関わる看護師の6割、直接関わらない看護師も3割が超過勤務増
■調査概要
調査方法:Webアンケート
調査期間:2021年1月26日~2021年2月15日
1.コロナ患者に直接関わる看護師の50%超が給与減。最前線で戦う看護師たちの過酷な現実が浮き彫りに
コロナ患者と直接関わる業務への従事の有無に関わらず、給与が減額した看護師が半数以上を占める結果となりました。
2.コロナで業務多忙になったと感じる看護師は約7割。コロナ患者に直接関わらない看護師も、6割超が忙しく
コロナ患者に直接関わる業務に従事していない看護師が多忙になった理由
{感染予防対策業務による影響}
・「感染予防対策として来院患者に検温、問診を行っている。 設備清掃、消毒(患者一人診察ごと)に加え、患者が触れた物はすべてアルコール清拭し、次の使用に備えるなど、準備に時間と手間がかかっている 」(40代 中部地方 産婦人科クリニック勤務)
・「疑いのある患者も感染予防策を取らないといけない。転院先が限られる。感染症後の患者が退院できず、一般病棟まで溢れている」(30代 近畿地方 病院<急性期> 内科勤務)
{患者、スタッフの感染またはその疑いによる影響}
・「濃厚接触で休みを取る職員が増えた結果、人員不足となり、緊急事態宣言の影響もあって、有給を自由に使えなくなった」(40代 近畿地方 病院内科勤務)
・「利用者は発熱すると受診後に疑陽性扱いで施設に戻されて、隔離が必要になる。看護師が隔離や防護具の指示を介護士にすると、負担だと不満の声があがる」(20代 近畿地方 介護施設 勤務)
{院内や周辺病院のコロナ対応による影響}
・「有熱者及びコロナ陽性者病棟が作られたため、毎月2名の応援者を各病棟から出している。その結果スタッフ数が減り、毎日激務」(50代 関東地方 病院 地域包括ケア病棟 勤務)
・「他病院で受け入れていた患者が流れてくることで、入院患者数、オペ件数が増加。一方で転院がなかなか進まないため入院患者が減らない状況にある」(20代 関東地方 病院 整形外科勤務)
3.感染者が少ない地方で働く看護師も、半数以上がコロナの影響で業務多忙に
4.コロナ患者に直接関わる看護師の6割、直接関わらない看護師も3割が超過勤務増
コロナ患者に直接関わる業務に従事する看護師のうち56.1%、同業務に従事しない看護師も31.1%が、同感染症拡大より超過勤務が増えたと回答しました。
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