3月16日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)で、大竹まことが花見について持論を述べた。

 東京では14日に桜が開花。緊急事態宣言が予定通り21日に解除となった場合、そのままお花見シーズンを迎えることに。番組では、花見の名所として知られる新宿御苑が、新型コロナウイルス感染症対策として事前予約制を導入するニュースを取り上げた。

 内山信二は、すでに夜の公園などで飲み足りない人間が集まっており、「無法地帯になっちゃってる」と現状を指摘。新宿御苑のような対応は必要ではないかと述べた。

 さらに、大竹は花見について、「そこらへんに咲いている花見てりゃいいだろ別に」とバッサリ。わざわざ花見の名所に出かける必要はないのではと提言。また、現在は多くの人が訪れる中目黒に関しても、「昔、あんなところ誰も見に来なかったんだろ桜。店なんかなかったし。桜咲いてるだけだったんだよ昔は」とコメント。これには、ネット上で「桜はどこで見ても一緒っていうのはあるかも」「人混みが問題なんだな」といった声が聞かれた。

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 さらに、大竹は花見のあり方についても、「わざわざ酒飲みたいだけっていうのと、日本には若い者が場所取ってみたいな慣習の流れみたいのが、ああいう形作ってたわけでしょ。あれもうやめようってことでいいんじゃないの」と提言。これには、内山信二も「新入社員の一番最初の仕事がシート取って場所取り」と。これにも、ネット上では「これは結構斬新な意見では」「必ずしも酒を飲む必要はないと思う」といった声が聞かれた。

 昨年はお花見シーズンは、コロナの感染拡大が続いていたため、自粛要請が強く呼びかけられていた。今年はどうなるかは定かではないが、大竹が指摘したように、コロナ対策としてソーシャルディスタンスや三密避けを意識するのはもちろん、「慣習としての花見」のあり方を考えるきっかけにもなりそうだ。

大竹まこと