株式会社リクルートスタッフィング(本社:東京都中央区、代表取締役社長:山本慎也、以下当社)は、テレワークで就業する派遣スタッフの上司(指揮命令者)と、テレワークで就業する派遣スタッフそれぞれ412名を対象に、 テレワークを行うことで身につくスキル、『テレワーク力』の実態調査を実施いたしました。

<調査結果のポイント>
■派遣先の上司(指揮命令者)の約6割が、テレワークにより、派遣スタッフの以下のスキルが向上したことを実感。
「役割遂行力」…求められる役割を理解し、判断軸を上司とすり合わせ、その役割を遂行する力
「判断する力」…業務の優先順位付けや自身が行うべき仕事を、自分で判断する力
「伝える力」…業務内容や進捗を周囲に共有し、わかるように伝える力
「受援力」…1人では解決できない時に、周囲に助けを求めることができる力

テレワークを経験した派遣スタッフ本人も同様に、テレワークにより上記スキルが向上したと回答。

<調査結果>
■派遣先の上司(指揮命令者)の約6割が、「役割遂行力」「判断する力」「伝える力」「受援力」がテレワークにより向上したと回答。派遣スタッフ本人も半数以上が同様に、スキルが向上と回答。

派遣先の上司(指揮命令者)に派遣スタッフがテレワークによって身についた、レベルアップしたスキルについて聞いたところ、約6割が、派遣スタッフの「役割遂行力」、「判断する力」、「伝える力」、「受援力」に該当するスキルが向上したと回答しました。
具体的な項目としては、「業務を進める上で、自分で判断できるような判断軸を事前に指揮命令者とすり合わせすることができる(70.4%)」=役割遂行力、「自分がどの仕事にどれだけの時間がかかるか理解できる(69.2%)」=判断する力、「業務内容を周囲にもわかるように共有できる(64.3%) =伝える力、 「一人では解決できないことが起きた時に周囲に相談できる(67.7%)」=受援力、などが上位に挙げられています。
派遣スタッフ本人においても、半数以上が同様のスキルがテレワークによって身についた、レベルアップしたと回答しています。


<質問項目一覧>


*本ニュースリリースに含まれる調査結果をご掲載いただく際は、以下のクレジットを明記してください。
クレジット: 株式会社リクルートスタッフィング調べ

<スマートワーク推進室 室長 平田朗子よりコメント>
株式会社リクルートスタッフィング
スマートワーク推進室 室長 平田朗子(ひらた・さえこ)

1985年リクルート入社。2004年リクルートスタッフィングに転籍し、営業部長、事務未経験を対象にした無期雇用派遣「キャリアウィンク」の事業責任者、多様な働き方を推進している「エンゲージメント推進部」部長を経て、従業員の働きやすさと働きがい向上を目指し、テレワーク促進等を手掛ける、スマートワーク推進室の室長に着任。

■本調査におけるコメント
当社ではこれまでテレワークに関する様々な調査を行ってきましたが、本調査の背景には、企業がテレワーク経験を重視する傾向がみられるようになったことがあります。「今後派遣スタッフの導入において、テレワークの経験があることをどの程度重視しますか。」と質問したところ、テレワークで就業する派遣スタッフの上司(指揮命令者)の62.1%が、テレワーク経験を重視すると回答しました。
このデータから、テレワーク経験で身につく力「テレワーク力」というものがあるではないかと調査を行い、「役割遂行力」「判断する力」「伝える力」「受援力」の4つが向上することが明らかになりました。企業の担当者は、「テレワークが働き手の能力開発になることを理解し、テレワーク推進していくこと」、働き手は、「テレワークが自身の能力開発になることを自覚化し、テレワークに取り組むこと」が、今後ますます重要になるでしょう。

■調査概要
調査目的:テレワークを行うことで身につく力を明らかにする
調査対象:テレワークで就業する派遣スタッフの上司(指揮命令者)412
テレワークで就業する派遣スタッフ 412
調査期間:2021年2月
調査方法:インターネット調査

配信元企業:株式会社リクルートスタッフィング

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