中国のポータルサイト・百度に18日、「中国は日本のメディアが宣伝しているほど酷くはない」とする記事が掲載された。

 記事はまず、中国を訪れたある日本人女性が訪中前に「中国は人が多く、雑然としていてやかましく、環境が劣悪」というイメージを抱き、男性は公共の場で上半身裸でも平然とし、女性は寝間着のまま平然と街を歩くという印象だったものの、実際に中国を訪れてみると「想像していたよりもずっと文明的だ」という印象を持ったと打ち明けた事例を紹介した。

 また、この女性が「中国にいると心身が解き放たれたような心地になる」という感想を口にしたとも伝え、その背景には日本の社会では日常的に様々なルールや暗黙のマナーなどに縛られていることがあるようだと説明した。

 次に、中国の食品は「そこまで危険ではない」と指摘。日本の食べ物は安全だと言われているものの、日本にしろ中国にしろ私利私欲のために他人の健康や生命を危険に晒す悪者はいるとした上で、長きに渡り食品の安全問題が報じられてきた中国の食品についても、中国に長期滞在している日本人は「実のところそこまで恐ろしくはなく、少なくとも健康の問題なく過ごせている」と考えているのだと伝えた。

 さらに、日本人の中にはいまだに「中国はおくれている」と考えている人がいる中で、実際には日々急速に発展しており、そのスピード感についていくのが大変なほどであると紹介。また、社会における女性の受け入れという点において、中国は日本よりも進んでいるとした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

わが中国は、日本人が思うほど酷くないし食べ物も危険ではない