グラファイトデザイン <7847> が急騰し、午前9時13分に104円高(11.6%高)の1000円まで上昇。2012年8月の株式分割以降で初の1000円台を付けた。

 同社は10日引け後、今2月期の業績予想、配当予想を増額修正している。

 通期の売上高を従来予想の41億円から43億5000万円(前期比25.6%増)に引き上げ、営業利益は9億6800万円から11億5000万円(前期の2.2倍)に、純利益は7億5000万円から10億3000万円(同16.2%減)に増額した。

 国内ではゴルフクラブの新モデルがプロゴルフトーナメントで使用率が向上、カスタム受注が増加したほか、下期は2014年モデルが好調に推移した。海外ではシャフトの販売数量が増加、クラブのOEM製品受注も拡大したという。

 同社の第3四半期業績は、売上高が33億3700万円、営業利益が9億4100万円、純利益は9億5500万円となっている。

 なお、同社は今2月期の配当予想を修正。期末一括配当を従来予想の10円から、普通配当15円に創業25周年記念の特別配当10円を加えた25円に増額している(前期実績は特別配当7円を含む15円)。(編集担当:片岡利文)