ビートたけし国分太一が、3月30日(火)スタートの新番組「23時の密着テレビ レベチな人、見つけた」(毎週火曜夜11:06-11:55、テレビ東京系)の制作発表会見に出席した。

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同番組は、普通の人とは次元が違う生活をしている人や、理解できない考えを持っている人など、レベルが違いすぎるすごい人(=レベチな人)を紹介。世の中に1%しかいないであろうレベチな人物の、レベチな生活に密着し、彼らの人生に迫る。

国分は「たけしさんはレベチ」と言い、「楽しいこと、ふざけることを率先してやっていたり、でもフランスで(映画監督として)賞を取っていたり。どれもレベルの高いもの。そんなレベチなたけしさんの横で、番組をさせていただいているのは本当に幸せ。たけしさんのようにはなれないですけど、近くにいて盗めるものは盗みたい」と絶賛。

しかし、たけしは自身の“レベチ”な部分について「前科があったり、死にかけたり、俺はとっくに芸能界にいないはずなのに。まだレギュラー番組持ってるなんて、レベチだと思いますよ(笑)。とっくに終わりだよ!?ありがたい」と話し、笑いを誘った。

そして国分は「23時台という、おうちでゆっくりする時間にぴったりな番組。レベチな人をドキュメントで追いながら、スタジオでは楽しくわいわいと。皆さんに楽しいと思える番組を作っていきたい。ぜひチェックしてもらえたら」とアピールした。

たけしも見どころを聞かれ、「この番組は始まりますけど、まだオリンピックはガタガタ言ってますね。総合演出は、私にやらせてください。私がやれば少ない予算であっと驚くようなね、宇宙船から出てくる演出やります」と、たけし節全開。

「なんの話ですか!」と国分は思わずツッコミを入れるが、「オリンピックの演出って、チャン・イーモウやイギリスの監督とかね、映画監督がやることがあって」と続ける。「その私がこの番組をやってるという、その面白さったらね。太一くんと二人で“アマガエル”みたいな格好してやってるから、見てくれ、お願いですから~(泣)」とクロマキー合成のために着用していた緑の衣装をいじりつつ、ぼやいた。

「レベチな人、見つけた」の制作会見が行われた/(C)テレビ東京