ABCテレビ×吉本興業で開催されている若手料理人No.1決定戦「DRAGON CHEF 2021」の北海道・東北エリア予選の様子が、3月21日正午に公式YouTubeにて配信された。エリア予選の課題は「地元の“神”食材を使った“神”弁当」。北海道・東北エリアでは、ラム肉ホタテりんごを食材にした三段重弁当が課題となった。

【写真を見る】エリアアンバサダーのパンサーが調理現場を視察

同番組は、次世代スター料理人を発掘する新型料理人オーディション番組。最年少10歳の少女から、海外での修業経験のある本格派シェフ、全国各地の名店で働く料理人、さらに料理系YouTuberや料理が得意な芸能人まで、料理のジャンルを問わず、多種多様な761人がエントリー。優勝賞金1000万円を懸けたバトルを繰り広げる。

会場となった「札幌ベルエポック製菓調理専門学校」に集結したのは、ホテルフレンチ正統派、エリア予選最年少20歳の女性シェフ、病院の調理師ら8人のバラエティー豊かな面々。

初めにHTB・福田太郎アナの進行で、今回の審査と試食を務める面々を紹介。まずはエリアアンバサダーを務めるパンサーの3人が気合十分に登場する。

続いて、スペイン日本領事館公邸料理人を務め上げ、現在は札幌「レストランノマロ」総料理長を務める当摩厚史氏、札幌ベルエポック製菓調理専門学校の専任講師・松村克己氏、“神食材”ラム肉の生産者である茶路めん洋牧場の武藤浩史氏の3人が登場し、それぞれ抱負を語っていく。

6人がそろったところで、福田アナより「エリアアンバサダーの試食は2人だけです!」という通告があると、パンサーの3人は、誰が見学となるか決めるため一発勝負のじゃんけんを行う。

負けてしまった菅良太郎が、がっくりうなだれ、そのまま帰ろうとするが、そんな菅を「いやいやいやいや」と向井慧と尾形貴弘が止める一幕も。

札幌ベルエポック製菓調理専門学校の2つの調理室で、制限時間2時間の調理タイムの火蓋が切られると、事前に計画してきたスケジュールに従って、黙々と調理を進めていくシェフたち。

その様子を見てみようと、まずはパンサー・尾形が調理室へ。調理室を覆う静かなる熱気に、いつもはハイテンションな尾形も真剣な表情を見せる。

続いて向井と菅が視察に。食材の下処理をする様子に、ここから一体どんな料理になっていくのかと興味津々。

その後、食に携わるプロである当摩氏、松村氏、武藤氏がそろって調理室へ。時折、資料に目を通しながら、納得の表情を浮かべたり、「おっ」と驚いたり、審査員同士意見を交わしたりと、一人ずつ丹念に調理の様子をチェックしていく。

試食審査では、まず、審査員の前に完成した神弁当が披露され、続いてシェフからテーマや料理のポイントのプレゼンテーションが行われる。そして、一の重から順に試食が行われていく。

味わうたびに、丁寧なコメントを残していく向井、一口も食べることができず、見た目から冷静にコメントを続ける菅、そんな菅を尻目にすべての料理を完食した尾形。

そして、食の世界に携わるプロとしての目線で、その出来栄えを言葉巧みに評していく当摩氏、松村氏、武藤氏。

この日をもって全国6カ所で行われたエリア予選は終了し、次のステージであるサバイバルラウンドに進む16人が決定する。

「DRAGON CHEF 2021」北海道・東北エリア予選の審査員たち/(C)DRAGON CHEF 2021