サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。

今回はレアル・マドリーのブラジル代表DFマルセロが決めたゴールだ。

母国の強豪フルミネンセでデビューしたマルセロは、2007年1月に若くしてレアル・マドリーに引き抜かれる。以降、特大のポテンシャルを開花させ、世界屈指のSBとしてマドリーの左SBとして絶対的な地位を確立してきた。

DFとは思えない高い攻撃力が持ち味のマルセロだが、2015年10月24日に行われたラ・リーガ第9節のセルタ戦では、持ち味を活かしたゴールを決めている。

90分を終え、2-1とマドリーリードの後半追加タイム95分、ボックス手前右でMFデニス・チェリシェフがボールを持つと、浮き球のパスをボックス左へ送る。このパスに絶妙のタイミングで上がっていたマルセロがフリーで抜け出すと、そのままゴール前へ。DFとは思えないゴール前での落ち着きを見せると、細かいキックフェイントでGKのタイミングを外し、見事なゴールを流し込んだ。

マルセロのゴールで相手に止めを刺す3点目を奪ったマドリーが、3-1で勝利している。

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