ライプツィヒは22日、ストラスブールからフランス人DFモハメド・シマカンを完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2026年夏までの5年間で、背番号「2」を着用する。同選手は今シーズン終了後にライプツィヒへ加入することとなる。

 シマカンは2000年5月3日生まれの現在20歳。ストラスブールの下部組織出身で、2019年7月にトップチームデビューを飾ると、2019-20シーズンは公式戦25試合に出場した。今シーズンも開幕からレギュラーポジションを確保し、リーグ・アン19試合連続でスタメン出場していたが、1月9日に行われた第19節ランス戦で右ひざを負傷。以降は欠場が続いている。

 ライプツィヒは今季終了後にフランス代表DFダヨ・ウパメカノがバイエルンへ完全移籍することが決定している。今季の公式戦でここまで32試合に出場している欧州屈指のセンターバック退団に伴い、後釜となる選手を探していた。

 シマカンは完全移籍でのライプツィヒ加入に際し、クラブ公式HPでコメントを残している。

「移籍先にライプツィヒを選んだのは、このクラブが僕のキャリアにとって最高だと信じられたからだ。ライプツィヒでは選手として成長できるし、挑戦する日々が待っている。ブンデスリーガライプツィヒという街、そしてチームメイトやファンのみんなと知り合うことをとても楽しみにしている」

「移籍について考えている時にライプツィヒの選手数名と話をしたんだ。彼らはポジティブなことばかりを口にしていた。このクラブにできる限り早く溶け込んで、クラブの大きな目標を達成するために自分の役割を果たしたい」

シマカンのライプツィヒ移籍が正式決定 [写真]=Icon Sport via Getty Images