レバークーゼンは23日、ピーター・ボス監督(57)を解任したことを発表した。

これまでフィテッセやアヤックスドルトムントを歴任してきたボス監督は2018年12月、前任のハイコ・ヘルリッヒ監督の後任としてレバークーゼン指揮官に就任。当時ブンデスリーガ9位と低迷していたチームを4位に押し上げ、チャンピオンズリーグ出場権獲得を果たしていた。

昨季は3シーズンぶりのチャンピオンズリーグと二足の草鞋ながら、リーグ戦5位フィニッシュ。CL敗退の末に参戦したヨーロッパリーグでもベスト8まで進む成果を残した。

今季も序盤戦はリーグ戦第12節まで8勝4分の会心のスタートダッシュを切り、一時首位にも立っていたレバークーゼンだったが、以降は14試合で8敗と黒星が先行。第26節が終了した時点で4位のフランクフルトと7ポイント差の6位に位置しており、ヨーロッパリーグでもラウンド32での敗退が決定している。

こうした状況を受け、クラブはボス監督の解任を決定。今季終了までの暫定指揮官として、39歳のハンネス・ヴォルフ氏が任命されている。同氏はこれまでにシュツットガルトやハンブルガーSV、ヘンクを指揮し、昨年10月以降はU-18ドイツ代表を率いていた。

また、アシスタントコーチには、かつて暫定ながらレバークーゼンを2度指揮した経歴を持ち、同クラブやバイエルンで同職を務めたペーター・ヘルマン氏(69)が就任している。

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