英王室から完全離脱を発表し、メーガン妃と息子アーチー君とともに米カリフォルニア州で新たな生活を送っているヘンリー王子が、シリコンバレーの新興企業BetterUpにの最高インパクト責任者に就任。同社サイトで発表された。

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 BetterUpのサイトによると、同社はコーチングやAI技術、行動科学の専門家の指導を通じて、メンタルヘルスケアを提供。ヘンリー王子は、新しい役職に興奮していると語り「私の目標は、メンタルヘルスに関する重要な対話を喚起し、理解と思いやりがある社会を築き、正直でセンシティブな会話ができる環境を育むことです」との声明を発表している。

 BBCによると、ヘンリー王子がどれほどの時間働くのか、報酬はいくらなのかといった詳細は明かされていないという。

 このニュースはヘンリー王子にとって、今月はじめにアメリカで放送されたオプラ・ウィンフリーとのインタビュー以来初めての話題。インタビューでは、英王室メンバー内で人種差別的な会話があったことや、キャサリン妃とメーガン妃の確執などが明かされた。またヘンリー王子は昨年、Netflixや音楽ストリーミングサービスのSpotifyと契約を結んでいる。

ヘンリー王子、新興企業の“責任者”に就任 (C)Zeta Image