枝野幸男官房長官2011年7月25日午前の記者会見で、ワールドカップ(W杯)ドイツ大会で初優勝を果たした女子サッカー日本代表なでしこジャパン)に国民栄誉賞を授与する検討を進めるよう事務当局に指示したことを明らかにした。今後、関係者の意見を聞いて最終判断される見通し。

 枝野長官は国民栄誉賞授与の検討を指示した理由について

なでしこジャパンは真摯な努力を重ね幾多の試練を乗り越え、FIFA女子ワールドカップドイツ2011において、初優勝という偉業を成し遂げ、多くの国民にさわやかな感動と社会に明るい希望を与えた。このようなことから事務当局に国民栄誉賞の授与について検討を進めるよう指示をした」

と述べた。

 これまで団体へ授与した例がない国民栄誉賞だが、枝野長官は「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えること」が授与の目的であるとし、「サッカー日本女子代表の偉業達成は、この目的にぴったり合致する」と、団体に授与することを検討した理由について語った。

 また、政治利用を指摘する質問については、

「政治利用や政権浮揚に繋げようとしているんじゃないかと言う方がいるが、こういった表彰で政権が浮揚するんだったらこんな楽なことは無い。逆にそういうことを言われるのが心配だということで、本来授与すべき方に授与しないということがあっては申し訳ない」

と答えた。

(三好尚紀)

◇関連サイト
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http://live.nicovideo.jp/watch/lv57427918?po=news&ref=news#-0:07

なでしこジャパンに「国民栄誉賞」の検討指示を発表した枝野幸男官房長官