エリザベス女王フィリップ王配に、10番目のひ孫となる男児が誕生した。女王と王配の2番目の孫であるザラ・ティンダルさん(39)の夫マイクさん(42)が自身のポッドキャストで現地時間21日に無事男児が生まれたことを報告した。ザラさんは病院に行くのに間に合わず、駆けつけた助産師にサポートされて自宅浴室で出産したという。

現地時間21日、エリザベス女王の長女・アン王女の第2子ザラ・ティンダルさんが、2011年に結婚した元ラグビー選手マイク・ティンダルさんとの間に第3子を出産した。マイクさんは自身のポッドキャスト『The Good, The Bad&The Rugby』で「素晴らしい日曜日だった。自宅で男の子が誕生したんだ。嬉しいよ。昨夜6時だった」と喜びを伝え、このように話している。

「名前はまだ決まっていなくて、今も検討中なんだ。いつも悩むんだよね。生まれる前に名前を付けたことはないんだ。3,740グラムでとても愛らしいよ。生まれてくるのがとても早くて、病院には間に合わなかった。浴室の床で生まれたんだよ!」

この時、自宅にはザラさんの友人であるドリーさんが付き添っていたそうだ。

「幸運なことに、ドリーは僕よりも重要な役割を果たしてくれている。彼女は僕の3人の子供達の出産に立ち会ってくれた。彼女はその場にいて、病院に間に合わないことを認識したんだ。」

「それからはジムにマットを取りに行って、浴室の床に敷いて、タオルを置いていざという時に備えたよ。」

その後、病院で会う予定だった助産師が夫妻の邸宅に駆けつけてザラさんの出産をサポートした。マイクさんは自宅浴室で赤ちゃんが無事誕生したことについて、「自宅にいて最も良かったことは、生まれてきた赤ちゃんを毛布にくるみ、彼を抱いてすぐ階下の部屋に行けたことだよ。テレビではゴルフの番組が流れている。これが僕らの日常生活なんだよってね」と明かした。

マイクさんとザラさん夫妻には、ミア・グレースちゃん(7)とレナ・エリザベスちゃん(2)の娘2人がいる。マイクさんは昨年12月に自身のポッドキャストでザラさんの妊娠を発表した際、「今度は男の子がいいな」と男児の誕生を願っていた

のちに夫妻の広報担当者は、誕生した男児の名前が「ルーカスフィリップ・ティンダル(Lucas Philip Tindall)」と命名され、王位継承順位22位にあたると発表した。ミドルネームに選んだフィリップという名前はルーカスくんの曽祖父フィリップ王配と、マイクさんの実父の名前から取られたものだ。

現地時間24日にはバッキンガム宮殿の広報担当者が「エリザベス女王エディンバラ公は、今回の知らせを大変喜んでいます。状況が許された頃には、10番目のひ孫に会えることを心待ちにしています」と述べ、コロナ規制が緩和され次第、ルーカスくんとの対面を楽しみにしていることを伝えた。

画像は『Mike Tindall 2020年1月8日付Instagram「Such a good night last night to launch the @magicmillions」、2021年3月24日付Instagram「Crazy weekend of rugby but the 6 nations lives for another week.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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