精神的なストレスがある時には7秒間抱きしめることで心が落ち着く
子どもの指しゃぶり、髪の毛をムシる、お股を触るなどといった、気になる行動を目にすると、気になるものです。
それらの行動にはいろいろな原因が考えられます。精神的なストレスもその原因のひとつ。
2人目が生まれた時から始まったケースをよく耳にします。子どもの気になる行動を毎日見ていると「うちの子大丈夫かな?」など不安になることも。
そんな時は子どもを7秒間抱きしめましょう。子どもだけでなくお母さんにも癒しの効果が期待できます。


7秒抱っこの魔法で、子どももお母さんも幸せを感じられるようになる
毎日7秒間の抱っこをすることで愛情ホルモンであるオキシトシンが分泌されます。
自分は愛されているという満足感が得られ、心が安定する効果があるのです。愛情をたっぷり感じて育った子どもは“自分は生きているだけで価値がある”という自己肯定感の高い子どもに育ちます。
また7秒抱っこはお母さんと子どものお互いに愛情ホルモンが出るので、お母さんが疲れた時やイライラしている時は子どもに「7秒間ぎゅっとして」と甘えてみるのも良いですね。


子どもの気になる行動が続いたら、日常の行動パターンを変えみよう!
まもなく4歳になるKちゃん、妹が生まれて5カ月になります。お母さんは最近始まったKちゃんの指しゃぶりがとても気になります。いつも先に妹におっぱいを飲ませながら寝かしつけをしている間、Kちゃんは指しゃぶりしながら眠りにつくそうです。
そこで、妹よりKちゃんを先に寝かせみることに。7秒以上抱きしめながらさりげなく指を吸う方の手を握ったりマッサージをしてあげると、Kちゃんはとても嬉しそうに微笑み幸せそうに眠りにつきました。
その様子を見ながらお母さんもほっこりしたそうです。


7秒間の愛情チャージでモチベーションアップ。自信のある子に育てよう
大好きなお母さんからの愛情はストレスを緩和させリラックスさせるだけでなく、子どもの行動やチャレンジに向けてのモチベーションにもなります。寝る前に7秒間抱きしめて愛情をチャージしてあげましょう。
抱きしめられるのが苦手な子どもには手をつないだり、頭をなでるなどでも良いのです。触れ合うことで愛情がチャージされると自己肯定感が高まり、失敗を恐れない自信のある子に育っていきます。
自信のある子どもは、人からの評価を気にすることなく挑戦していけるようになるでしょう。


今日の1日1成長
指しゃぶりも解消!7秒間の抱っこでお母さんも子どもも幸せになれる!
子どもの自己開示力も1成長、お母さんの受容力も1成長。
小倉圭子(文)わたなべみゆき(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/
(mamagirl
掲載:M-ON! Press