昨年3月29日に亡くなったコメディアン志村けんさん(享年70)の一周忌を前に28日、ザ・ドリフターズの特番『春だ!ドリフだ!みんなあつまれ全員集合!』(フジテレビ系)が放送された。俳優の要潤(40)が同日にTwitterで「ドリフの時代は良かったなぁ…」とつぶやいて反響を呼んでいる。要のツイートのみならず、ネット上に寄せられた声からドリフの時代や世代を超える人気ぶりがうかがわれた。

ドリフの特番『みんなあつまれ全員集合!』は『8時だョ!全員集合』(TBS系)をはじめ『ドリフ大爆笑』(フジテレビ系)などの人気番組から志村けんさんの初登場映像やコントの名場面を放送した。1981年生まれの要潤はドリフの番組をリアルタイムで見た世代となる。Twitterで「ドリフの時代は良かったなぁ、って言い出したらもうおっさんか。でも、久しぶりに腹から笑えた」とツイートしたところ、フォロワーが「お相撲さんのコントめっちゃ笑いました。子供の頃からドリフみてたけど、何度みても飽きないで笑えますね」、「我が家も揃って観てました。やはりこの時代を代表する『笑いの楽しみ』がギュッと詰まったモノばかりでしたね」と共感していた。

ザ・ドリフターズの高木ブーがオンエア前の26日、SNSで「今回はフジテレビとTBSの局の垣根を越えて、『全員集合』や『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』のコントも見れるそうで、僕も楽しみです」と告知すれば、仲本工事は28日に「ドリフターズオンエア今やってるよー」と呼びかけており、視聴者から「何時でも全員最高!!」、「全員集合の、今の時代にはない大掛かりなセットを大胆にぶっ壊すオチに大笑いしました。懐かしかったなぁ…」などの反響があり、なかにはリアルタイムでドリフの番組を見たことがない子どもたちが中1の頃に「体育館が雨漏りしてバケツを置いたら、ドリフターズのコントみたい」と話していたことを思い出した親御さんから「ドリフターズは世代を超えて、愛されてますね」という声も届いた。

加藤茶はブログで3月13日、ファンレターを「今日受け取った中に小学4年生からの手紙と絵がありました」と紹介して「素晴らしい絵です。嬉しかったので載せます」と加藤茶志村けんさんが「加トちゃんぺ」をするところを描いた絵を公開していた。このたびの特番『みんなあつまれ全員集合!』がオンエアされたことで、そのブログ投稿にも「お二人の絵とても素敵です! 今日はドリフ楽しませてもらいました! この一年ずーっとCSでドリフ大爆笑を見ていたからか志村さんが亡くなった感じがしないのです…」、「今見ても大爆笑!! 志村さんが、亡くなったって思えない、懐かしく見せてもらってます」、「昨日ドリフやってたね。やはり笑えますね ドリフは伝説のお笑い番組ですよ」といった声が寄せられている。

特番『春だ!ドリフだ!みんなあつまれ全員集合!』は局の垣根を超えて番組の名シーンを映したことで「フジなのに全員集合」と話題になったが、ちなみに同日放送の裏番組であるNHK大河ドラマ『青天を衝け』には要潤が出演しており、徳川慶喜草なぎ剛)の人柄と才覚に惚れ込んで次期将軍にしようと尽力する福井藩主・松平慶永(春嶽)という重要な役どころを務めていた。要潤のツイートには「大河ドラマ終わったら、テレビ消しちゃった 松平春嶽ステキでした」とドリフの特番を見ずに残念がるフォロワーの声も見受けられた。

画像1、2枚目は『Boo Takagi 高木ブー 2021年3月26日付Instagram「喜寿の時にメンバーにお祝いしてもらった僕の大切な一枚。」』『加藤茶 2021年3月13日付オフィシャルブログ「ファンレター」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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