カラパイアの元の記事はこちらからご覧ください

00

photo by iStock

 ウミウシにとっても良く似ている故にウミウシに擬態してしまうことすらある始末の扁形動物「ヒラムシ」の交尾システムはとっても面白い仕組みになっているんだ。

 両性具有のヒラムシは変幻自在にオスにもメスにもなれちゃう。じゃあどうやってその役割分担を決めているのか?

 まずはお互いの陰茎を武器に相手の背や腹を刺し合う試合を開始、この試合に勝ったものがオス役として体液を強制注入、負けたほうがメス役として注ぎ込まれた体液を受精、産卵に及ぶというわけなんだ。

 こんな画期的なシステムが人間にもあるのならば、正真正銘の男女平等社会の誕生になるかもしれない。

【This Is How They Do It: Flatworm Penis Fencing】

 
画像・動画、SNSが見られない場合はこちら

水中生物の記事をもっと見る

水鳥たちに釣った魚を与えていたところ、予期せぬ訪問者が魚を根こそぎ食べつくしていった件 - カラパイア

大きな翼を持つ9300万年前の新種のサメを発見(メキシコ) - カラパイア

かつて96本の腕を持つタコが日本で捕獲されていた。志摩マリンランドで展示中 - カラパイア

クジラの歌声をソナー代わりに使用し、地震研究に役立てる試み - カラパイア

戦いに勝ったほうがオス、負けたほうがメスとなる両性具有生物「ヒラムシ」の交尾映像