3月29日(月)の放送より「ZIP!」(毎週月~金曜朝5:50-8:00、日本テレビ系)総合司会に就任した水卜麻美アナウンサーが、29日の生放送終了後、リモート囲み取材に出席。初回放送を終えた現在の心境を語った。

【写真を見る】水卜アナの愛称を活用したコーナー名は「私が背負うぞ!と身の引き締まる思い」

昔から夢だったという朝の番組の総合司会について、水卜アナは「夢だった番組の初日は人生の中で今日しかないので、なんとか終えられたことに嬉しくもあり、ほっとしています。ただ、始まりに過ぎないので、身が引き締まるような気持ちです」と語る。

さらに、「1分1秒単位でやることが決まっているので、殺ばつとしているのかなと思っていたら、想像の100倍くらい温かかったです。バタバタする中でも笑顔があって、やっぱり好きな番組だな、と思いました」と初日を振り返った。

また、あまりの重責に、初日前夜はうまく眠れなかったという。「夢の中で5回ぐらい『ZIP!』をやって、毎回失敗して起きました。出社したらもう番組が始まっていたり、原稿が見つからず慌てているうちに映像が流れたり、現実味のある失敗を何度もして。でも、考えられる失敗は全て夢でやったので、万全の態勢でオンエアに望めた気がします(笑)」と明かした。

前任の桝太一アナや徳島えりかアナを含む、同僚や友人からの応援メールも力になったと語る。「桝さんからは、10年前に『ZIP!』を始められた時に私が送ったメールを引用したメッセージをいただきました。“桝さんは本当にすごい人ですから、大丈夫です。できますよ!”と大先輩に送っていたのですが、“この言葉は10年前に水卜が言ってくれた言葉だけど、そのまま今の水卜に伝えたい言葉だよ。今の水卜ならきっとできるよ。”と書いてくださって、温かくて、何て素晴らしい先輩だろうと思いました」

多くの人に見守られながら始まった新『ZIP!』には“ミトlog”“よミトく”など、水卜アナの愛称を活用したコーナー名も登場。「名前を付けてもらえるなんて恐縮ですが、名前が着いているからこそ責任を感じて、私が背負うぞ!と身の引き締まる思いです。まずはコーナーが終わらないように頑張ります(笑)」

そして、曜日別パーソナリティーの風間俊介、山下健二郎、濱家隆一、吉田沙保里らの力も借りて、朝から元気を届けたいと意気込む。「朝の番組は、私がアナウンサーを目指した原点です。日々いろんな大変なこともありますが、常に変わらぬ笑顔をお届けしたいです。そして、私自身、子供の頃に見た番組をよく覚えていているので、心に残る取材ができたらと思っています!」と締めくくった。

「ZIP!」総合司会に就任した水卜麻美アナウンサー/(C)NTV