ポッター平井の激推しアイドル!第249回は「Lily of the valley」(リリーオブザバリー/略称:リリバリ)が初登場!リリバリは2018年8月に結成され、メンバーは大阪在住の尾野寺みさ(18)、宮丸くるみ(18)、沢村りさ(17)、夏目咲莉愛(16)、西村津希乃(14)の5人。すずらんを意味するグループ名の花言葉「再び幸せが訪れる」をコンセプトに活動中だ。

【写真】全員チャキチャキの関西人!喋りすぎるMCも魅力の5人組

今回は、2021年3月30日に待望の全国流通シングル『ちーーーーー』を発売した彼女たちを直撃!

■「リリバリ」ってどんなグループ?個性豊かな美少女5人組!

――まずは自己紹介をライブで披露している順番でお願いします!

夏目「高校1年生16歳の夏目咲莉愛です。担当カラーは青です。あーちゃんと呼ばれています。よろしくお願いします!」

宮丸「高校3年生、18歳の宮丸くるみです。担当カラーはピンクです。くるみんと呼ばれています。よろしくお願いします!」

尾野寺「高校3年生、18歳の尾野寺みさです。担当カラーは赤です。私は名字で呼ばれたり、みさみさ、みさっち…多種多様です。よろしくお願いします!」

沢村「高校2年生、17歳の沢村りさです。担当カラーは緑です。りさ、りさっちまりもって呼ばれています。よろしくお願いします!」

西村「中学2年生、14歳の西村津希乃です。あっ!まだ13歳でした!先走りました(笑)。担当カラーは黄色です。つっきーと呼ばれています。よろしくお願いします」

――よろしくお願いします!リリバリさんは初登場なので、それぞれのキャラを探っていきたいと思います。夏目さんは「美少女が大好き」だそうですが、特に好きなアイドルは?

夏目「=LOVEさんの齊藤なぎさちゃんが大好きで、なぎさちゃんに出会ってから、アイドルになろうって決めたので、ずっとなぎさちゃんが好きです」

――先日のTwitterで、イコラブさんがデザインされたTポイントカードが欲しいと…。

夏目「今、持っています!今日そのカードを提示したくて、ファミマで使いました(笑)」

――部屋の大改造をしているというツイートもありました。模様替えは終わりましたか?

夏目「まだ改造中です(笑)。服が山積みになっていて、ポスターもいっぱい貼っているので、友達を呼ぶ時にちょっと恥ずかしいなと思って…」

――ちなみに、誰のポスター?

夏目「乃木坂46与田祐希さんのポスターを飾っています」

――宮丸さんは先日、高校の卒業式だったんですね。おめでとうございます!

宮丸「ありがとうございます!」

――高校生活を振り返って、いかがでしたか?

宮丸「楽しかったです。高校生活の最後に食堂に行って、名物メニューの唐揚げ丼をみんなで泣きながら食べました!」

――みんなでここの唐揚げ丼を食べるのも最後やなぁって(笑)。

宮丸「もう一生食べられへんって(笑)。その時が1番感動しました」

――学校行事の思い出は?

宮丸「3年生の体育大会でダンスをしたんですけど、最初にダンスが得意な子だけ7人ぐらいで踊るパートがあって、そこに出させてもらったことが思い出です。でもやっぱり、唐揚げ丼には勝てないですね~(笑)」

――尾野寺さんは大学に合格されたそうで、おめでとうございます!

尾野寺「ありがとうございます!」

――アイドル活動をしながらの受験勉強は大変だったと思いますが…。

尾野寺「コロナ禍で、アイドルとしての活動ができなくなるんじゃないかとか、受験も日程が急に変更されたりして、いろいろ変わることも多かったので、すごく不安な期間でした」

――そんな中、第1志望の大学に合格されましたが、大学ではどんなことをしたいですか?

尾野寺「Lily of the Valleyとしても尾野寺みさとしても、どうなっていきたいかを深く考えて、自分のやりたいことをできるような能力をつけられる人間になりたいです。自分と真摯に向き合って、がんばっていきたいと思います」

――しっかりしてますね~。

尾野寺「ありがとうございます(笑)」

沢村「このあとしゃべるの嫌やぁ~!ここ(沢村と西村)ヤバいです。先に自己申告します(笑)」

――では、ヤバい沢村さん(笑)、自己紹介の時にもおっしゃっていましたが、なぜ「まりも」と呼ばれているのか、その由来を教えてください。

沢村「中1ぐらいの時に緑のモコモコの服を着ていたんです。それを見たスタッフさんから、『まりもみたいだね』って言われて。それから自分で『まりも』って言い続けていたら、ファンの方にもそう呼ばれるようになりました。『まりもってどういう意味なの?』って期待した目で聞かれることが多いんですけど、特におもしろいエピソードじゃなくてごめんと思っています(笑)」

――担当カラーが緑というのは関係ないんですね?

沢村「それはたまたまですね、リリバリが結成される前から言われていたので。リリバリで担当カラーが緑になって、運命を感じています」

――西村さんは2月25日が14歳の誕生日でした。おめでとうございます!

西村「ありがとうございます!」

――13歳はどんな1年でしたか?

西村「中学2年生になってから友達が増えて、学校生活が楽しかったです。来年受験なので、今のうちに楽しんでおこうと思っています。学校でめっちゃ暴れています(笑)」

――「暴れています」というのは、具体的には何を?

西村「友達がアニメオタクなので、休み時間に好きなアニメの歌をみんなで熱唱しています!」

――どうやって友達を増やしたんですか?

西村「1年生の時に同じクラスだった子と2年生でも何人か一緒になって、その子たちとさらに仲良くなって、その友達から友達をもらいました。ポケモンです。友達ゲットだぜ!」

■全員チャキチャキの関西人!「私、大阪人やなぁ」と思う瞬間は?

――リリバリの皆さんは大阪在住ですが、東京での活動も多いということで、東京に行った時などに「私って大阪人やなぁ」と思う瞬間を聞かせて下さい。

夏目「エレベータ―の“閉じる“ボタンを連打しちゃうんです。めちゃくちゃせっかちなので…。東京の人は、そういうことはしないんやろうなぁって思います。あと、言葉が通じなかった時!“さし”(物差し=定規)が通じなかった時はビックリしました」

宮丸「私たちは大阪人なので、楽屋とか移動中もずっと喋っていることが普通なんですけど、スタッフさんは東京の人ばかりなのでびっくりされます。喋り方もきついというか、はっきり言うので『ケンカしてる?』って言われるんですけど、まったくしてないです(笑)」

尾野寺「東京の人とは、話すスピード感も違うのかなと思います。大阪の人は考えながら、どんどん言葉が出ていく感覚で喋っているんですけど、東京の人は1回考えて、無言の時間があったりするんですよ。その感覚がまだ掴めないです」

沢村「東京の人と会話をしている時に、間があくのがすごく気になるんです。その間に耐えられなくて、自分からどんどん喋っちゃいます」

西村「大阪って、いろんなところでティッシュを配っているじゃないですか。だからなくなってもすぐにもらえるんですけど、東京ではほとんど配っていないから、ティッシュが手元になかったら困るんですよ。東京でも配ってほしいです(笑)」

■とにかくよく喋る!5人がライブで意識していること

――2月21日に大阪・ROCKTOWNで行われた単独ライブを観覧させていただきましたが、みんなよく喋りますよね~。冒頭のMCでも15分ほど喋っていましたし。

宮丸「予定では8分だったんですけど、スタッフさんも想定内だと思います(笑)」

――歌ではソロパートも多いと思うんですけど、みんな歌がうまい!レッスンはどのくらいの頻度でやっているんですか?

宮丸「長期の休みがある時は合宿があって、コロナ前は夏休みに毎日ボイトレを5時間、ダンスレッスンを6時間ぐらいやっていました」

尾野寺「平日に動けない分、そこに詰め込んでいましたね」

――ライブを観ていて、表情の作り方とかお客さんへの目線とか、余裕を持ってパフォーマンスされているなという印象を受けたんですけど、意識していることはありますか?

西村「私は1人1人と目を合わせて、レスや笑顔を送れるようにしています」

沢村「前までは『振りを間違えたらあかん』っていう意識が強かったんですけど、今はあまりそういうことを考えずに、楽しむことに集中してライブができるようになったので、それから余裕が生まれたのかなと思います」

■1stシングル『ちーーーーー』。タイトルの由来と振付秘話

――3月30日に1stシングル『ちーーーーー』が発売されます!このタイトルが気になりますが、どんな意味が込められているんですか?

夏目「『特に意味はないです』って言われていたので考えたことはなかったんですけど、スタッフさんと『天変地異の“地異”じゃない?』って話していて、そうなのかもしれないなぁって(笑)」

西村「てんぺんちい?」

――西村さんの頭の上から「?」マークが見えます(笑)。四字熟語なんですけど、後で調べてみて下さい。

西村「調べます!」

――『ちーーーーー』は、どんな曲ですか?

沢村「すぐに頭に入ってきて、歌いたくなる曲です。歌詞にも注目して聴いていただきたいんですけど、“マントル”とか初めて聞くような単語だったり、歌詞カードでサビの部分を縦読みすると“リリバリ”になっていたり、知れば知るほどいろいろな発見があると思います」

西村「初めて鈴木まなかさんに作っていただいたんですけど、今までのリリバリにはなかったようなタイプの、いい感じにおバカでかわいくて、ポップな曲です」

――『ちーーーーー』のライブでの見どころは?

宮丸「私がメンバーの背中を馬跳びする振付があるんですけど、その部分は最初は振付がなくて、ファンの皆さんに手を振るみたいなことをする予定だったんです。ワンマンライブで初披露する前日のレッスンの時に、『馬跳びしようか』ってなったっていう裏話があります。私じゃなくて、他のメンバーが跳ぶバージョンもあるんですよ。日によって違います。あと側転をするところもあって、みさっち(尾野寺)は本当に側転をしているんですけど、私はできないのでしているフリを(笑)。その時に靴を脱ぐんですけど、ファンの方から『靴が脱げてるで』って言われるんです。脱げたんじゃなくて、脱いだんです!」

――そこは声を大にして言いたいと(笑)。尾野寺さんがセンターを務めるカップリング曲の『ファンファーレ』の聴きどころは?

尾野寺「『ファンファーレ』は、今までついてきてくれたファンの皆さんへの感謝という意味もあったり、これからついてきてくださる方に『一緒に行こうよ』っていう意味もあります。“みんな”じゃなくて“あなた”という歌詞が印象的で、Lily of the valleyとファンの方、1対1の関係を築きたいという、私たちの覚悟を見せられるような歌詞になっていると思います。この曲に関しては人それぞれの捉え方があっていいと思いますし、“あなた”は自分のことだと思って聴いていただけたらと。そして何よりNOBEさんに作詞していただいたことがうれしくて、私は一生これを言い続けます!」

――おとといのライブのMCで尾野寺さんは、NOBEさんに憧れていて、この曲を(NOBEさんの代表曲の)ももクロさんの『走れ!』ぐらい有名にしたいと語っていましたね。

尾野寺「NOBEさんとお会いした時は、夢のようでした」

■コロナに負けない“ライブアイドル”に!

――最後に、読者の皆さんへのメッセージをお願いします。

西村「コロナ禍の中でもずっと応援していただいて、ありがとうございます!これからも私たちらしくがんばっていくので、ついてきてください!」

沢村「ファンの皆さんへの感謝の気持ちを言葉で伝えることが苦手なので、歌やパフォーマンスで伝えられたらいいなと思います!」

尾野寺「ライブアイドルとしての活動を止めることなくがんばっていきますので、安心してついてきてもらえたらうれしいです!」

宮丸「2020年の初めにCDを発売する予定だったんですけど、コロナの影響で延期になりました。ようやく発売できることになってすごくうれしいです。2021年5月3日に新宿ReNYでワンマンライブが決定しています。詳しくはまだ言えないんですけど、皆さんが驚くようなことを伝えたいと思っていますので、ぜひ来てください!」

夏目「今まで、『リリバリは音源ないんですか?』って聞かれることが多かったんですけど、1つの夢であったCDを出させていただけるので、たくさんの方にリリバリの曲をお届けできるようになるんだなぁと思うとワクワクします。今年は新宿ReNYという大きな会場でワンマンライブができるので、すごく楽しみです。リリバリのことを少しでも気になった方は、メンバーのSNSもチェックしてくださいね」

取材・文・写真=ポッター平井

<ポッター平井・プロフィール>

構成作家・ライター。MBSラジオNMB48のTEPPENラジオ』などを担当。松田聖子さんの“輝き”に魅せられて以来、30年以上アイドルを応援し続けるアイドル・サポーター。

大阪生まれのアイドルグループ「Lily of the Valley」