杉咲花が主演を務めるNHK連続テレビ小説『おちょやん』(NHK総合/月曜~土曜8時ほか)の第17週「うちの守りたかった家庭劇」(第82回)が30日に放送され、出征を控えた福助(井上拓哉)が千代(杉咲)や自身の家族を前にトランペットを演奏する姿に、ネット上には「涙が止まらない」「フラグじゃないこと祈る」「帰ってこいよ!」といった反響が寄せられた。

【写真】千代は福助がトランペットを吹けるよう奔走する

 赤紙が来て、戦地へ招集されることになった福助から、家族のことを託された千代と一平(成田凌)。福助の妻・みつえ(東野絢香)は、戦地へ行く夫に思う存分大好きなトランペットを演奏させてあげたかったと、幼なじみの千代の前でつぶやくのだった。

 廃業を決めた芝居茶屋・岡安で福助の壮行会が開かれる。そこには福助の家族やみつえの家族、そして2人ともゆかりの深い鶴亀家庭劇の面々も出席。しかし壮行会の最中、みつえは福助を、千代と一平が待つ芝居小屋へ連れ出し、好きなだけトランペットを吹くよう伝える。近隣住民や警察の妨害を鶴亀家庭劇の面々が小芝居でかわすと、そこに家族も合流して、即席の演奏会が始まる。

 一人で舞台に上がった福助は、家族や仲間が見守る前で、トランペットを一節聞かせると、喜びを噛みしめるような表情を見せる。そして福助は、改めてトランペットに口をつけると軽快なジャズナンバーを披露。家族や仲間たちは、福助の演奏を涙ながらに見守るのだった。

 第82回のラストシーンで福助が披露した渾身のトランペット演奏に、ネット上には「仕事行かなきゃなのに涙が止まらない」「めっちゃ泣けるやん」「うわ涙出てきた…止まらないよ~」などのコメントが殺到。さらに出征する福助に対して「福助が帰ってこないフラグが立ちまくる涙」「フラグじゃないこと祈るわ」といった投稿や「福助で泣くとは思わなかった。死なないでくれ」「敵前逃亡でもなんでもして帰ってこいよ!」などの声が相次いでいた。

NHK連続テレビ小説『おちょやん』第82回より (C)NHK