リヴァプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーが、去就は不透明であることを明かした。30日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 サラーの代理人を務めるラミ・アッバス・イッサ氏が、4日に行われたプレミアリーグ第29節のチェルシー戦(0-1で敗北)で途中交代を命じられた際に、「.」とピリオドを一つ打つだけの不可解な投稿をした。これより、今シーズン限りでのリヴァプール退団を示唆していると報じられるなど、サラーの去就に注目が集まっている。

 『マルカ』のインタビューで自身の将来について聞かれたサラーは「それは僕次第ではない」とコメント。「どうなるかは見ていくしかないが、今はそのことについて話したくはない」と明言を避けた。さらに、一部では確執も報じられているユルゲン・クロップ監督との関係性には「二人のプロフェッショナルにおける普通な関係だよ」と問題がないことを強調した。

 また、リヴァプールを退団する場合にはバルセロナレアル・マドリードサラーの新天地の候補として挙げられている。これまでプレーしたことのないリーガ・エスパニョーラについては「何年もプレーしたいと思っているよ。なんでそうは思わないんだい?」と語り、スペイン移籍の可能性を否定しなかった。

「将来何が起きるかは誰にもわからない。いつの日かそうなるかもしれないね。ここ数年してきたことと同じことをしたいと思っている。ゴールを決めて、チームがトロフィーを獲得することに貢献したい。それが僕にとっては一番大事なことだ」

リヴァプールに所属するサラー [写真]=Getty Images