イベントプロデュース事業を行う株式会社グローバルプロデュース(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:光畑真樹)は、2021年3月25日(木)にオフラインとオンラインが融合するこれからのビジネスデザインをテーマにハイブリッドイベント『2021 JAPAN Hybrid Conference -ハイブリッドコミュニケーションの未来-Produced by GLOBAL PRODUCE』を開催しました。イベントには、来場50名、オンラインは約2000人の方に参加いただきました。

  • 企業トップのプレゼンテーションがCMになる時代がきた
講演は主催者であるグローバルプロデュース代表の光畑より「ハイブリッドイベントの持つ可能性と手法」からスタート。教育学者の齋藤孝氏の「コミュニケーション力の今と未来」、元マイクロソフトの澤円氏の「Hybrid時代で輝くためのプレゼン術」と続き、最後にNewsPicks NewSchool校長の佐々木紀彦氏モデレーターのリードでサイボウズ代表の青野慶久氏と光畑による「リアル×デジタル=ハイブリッド型の社会がやってくる」をテーマにしたトークセッションを行いました。
クレーンを含む8台のカメラで現場の臨場感をオンライン視聴者に
光畑の「ハイブリッドイベントの持つ可能性と手法」では、新型コロナウイルス感染拡大で、企業が開催するリアルイベントが軒並み中止になると同時にオンラインへ移行したことで「どのような新たな価値が生まれたか」を、企業の声と合わせて紹介しました。特に、企業イベントして希望が多いと予測していたオンデマンド配信よりライブ配信での実施がはるかに多く、ライブ配信での実施が80%であったとの実例を紹介し、生配信での失敗のリスクより「同じ場所を共有できないのなら、同じ時間を共有したい」との声が強かったこと、オンラインではリアルのイベントの何十倍、何百倍も「意見集約」ができ、その意見が企業の財産になっていくと話しました。

そして、今後のイベントは、以前のリアルに戻るでも、オンラインに完全移行でもなく、リアルとオンラインの良いところを合わせた、まさにハイブリッドイベントになると予測し「単純に情報を配信するのではなく、リアルイベントの臨場感や心に響く演出《エンターテイメント》とオンラインの情報発信《インフォメーション》を掛け合わせた造語《エンタメーション》の時代になる。その中で、これからは企業のトップのプレゼンテーションがCMになる時代であり、場所や人数に関わらず、つながり、体感できるようになったハイブリッドイベントが企業の情報発信の定番になる」と、2021年以降の企業と社員、企業と社会のコミュニケーション方法の大きな変化についてプレゼンしました。
グローバルプロデュース 光畑
  • 変化した時代。日本人に必要なのは変化に適合する勇気を持つこと
齋藤孝氏、澤円氏の講演ではリアルもオンラインもコミュニケーションの本質は変わらず、オンラインの手法に適したコミュニケーションや作法、ルールを考え、勇気をもって実践することでオンラインの良さを生かせるとお話しいただきました。

齋藤孝氏はこれからのコミュニケーションに必要な3つ「判断力、誠実さ、勇気」の中で、日本人に一番大切なのは勇気であること。そのためにはオンラインへの恐れを取り除き、オンラインの場でコミュニケ―ションが成功する運営能力を高めることが必要と話されました。

そして、澤円氏からは、プレゼンテーションは人数や環境にかかわらわらず、誰かに何かを伝えることであり、リアルでもオンラインでも本質は何1つ変わらない。社会が変化して1年、今オンラインに適合出来ていない人は「仕事ができない人」と言えるとも。環境に適した手法を選ぶことは移動手段を選ぶことと同じであり、オンラインでのプレゼンもリアルと変わらず、相手が喜ぶ話、聞きたい話を体験を交え、伝える相手が「自分ごと」として捉えられることが大切とお話しいただきました。また、オンラインはリアルと違い、参加者が全員最前列で聞いていると同じであり、チャットは若い人からの質問が増えたり、説明資料や参考資料の共有がしやすいなどの、オンラインでプレゼンするメリットと、オンラインだからこそ気を付けないといけない画面での見せ方のポイントをお話しいただきました。
澤円氏
トークセッションでは佐々木氏と青野氏、光畑の3人で「コロナ禍でもっとも変わったビジネスシーン」「今後のオフライン(リアル)の価値」などをテーマに10年前からテレワークを導入しているサイボウズのコロナ禍での変化や「働き方」の面でリアルとオンラインをどのように生かしていくのかなどを中心にセッションしました。

青野氏からは「グループウェアを提供しているサイボウズでも、まだまだオンラインの活用はできていなかったと感じた。会議はリアルよりオンラインのほうが全員の顔が見えて、声が聞こえるというメリットがあり、会議以外ではグループウェアの書き込み数が5倍になった」との実例をお話しいただきました。また、出社していたときはリアルの「立ち話」が情報交換やアイデア創出のきっかけになっていたが可視化されていなかった。しかし、リアルの立ち話がグループウェア上での「立ち話」に移行されたことで可視化され、誰でも「立ち話」に参加できるようになり、アイデアが広がっているとのお話しがありました。その中で、グループウェアの活用が成功するポイントは会社の風土が影響し、グループウェアへの書き込み内容に制限がある会社は話が発展せず活用しづらいのではないかと、ポイントとなるコメントもありました。

テレワークが定着する中で「リアルオフィスをどうするか」という内容では、青野氏は「サイボウズはオフィスは減らさない方向。視覚と聴覚はオンラインでも伝わるが、味覚、嗅覚、触覚はリアルでなければ無理。オフィスにレストランなど集まれる場所を作り、密への対策を行った上で、リアルでなければ共有できないコミュニケーションの場にしたい。今後も知恵をしぼりながら良いものを作っていきたい」と、オンラインとリアルのそれぞれのコミュニケーションの利点をより生かす方法にチャレンジしていき、その経験が社外の人ヒントになるよう、今後も情報公開していくと話されました。
青野氏、佐々木氏、光畑のトークセッション

<イベント概要>
イベント名称:2021 JAPAN Hybrid Conference -ハイブリッドコミュニケーションの未来-Produced by GLOBAL PRODUCE
開催日時:  2021年3月25日(木)16:00~18:00

【イベント特設サイト:https://www.global-produce.jp/hybrid-conference/

<『2021 JAPAN Hybrid Conference』講演テーマ>
◆主催者プレゼンテーション
ハイブリッドイベントの持つ可能性と手法』
株式会社グローバルプロデュース 代表取締役社長 チーフイベントプロデューサー 光畑真樹

◆ゲストセッション
『コミュニケーション力の今と未来』
教育学者 齋藤孝 氏
Hybrid時代で輝くためのプレゼン術』
株式会社圓窓 代表取締役 元日本マイクロソフト業務執行役員 澤円 氏

◆トークセッション(NewsPicksBrandDesign コラボレーション企画)
『リアル×デジタル=ハイブリッド型の社会がやってくる』
モデレーター
NewsPicks NewSchool校長 / NewsPicks Studios 取締役(非常勤) 佐々木紀彦 氏
スピーカー
サイボウズ株式会社 代表取締役社長 青野慶久 氏
株式会社グローバルプロデュース 代表取締役社長 チーフイベントプロデューサー 光畑真樹


◆会社概要
企業名:株式会社グローバルプロデュース
代表者:代表取締役社長 光畑真樹
本社所在地 :東京都渋谷区神宮前1-15-5
代表TEL:03-5738-2117
設立:2011年10月11日
資本金:10,000,000円
売上高:20億円(2019年度実績)
従業員数:30名(2020年7月時点)
事業内容:イベントプロデュース事業他
ホームページ:https://www.global-produce.jp/
Director’s TV:https://www.youtube.com/channel/UCelVKw5CYXZZuvFghbEsIGQ
Enterprise TV:https://enterprise-tv.jp

<報道関係者 お問い合わせ先>
グローバルプロデュース広報事務局
担当:柴山(070-1389-0172)
E-mail: pr@netamoto.co.jp
TEL:03-5411-0066  
FAX:03-3401-7788

配信元企業:株式会社グローバルプロデュース

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