分析機器、ライフサイエンス関連機器および試薬輸入販売の株式会社パーキンエルマージャパン(本社:横浜市保土ケ谷区、代表取締役社長 河邨 浩)は、4月よりパーキンエルマーの細胞イメージングポートフォリオの新ラインナップとして、細胞イメージング試薬PhenoVueを発売します。

細胞イメージングとハイコンテントスクリーニングにおけるパーキンエルマー社の経験と知識を活かしたこの新しい試薬群は、当社のマイクロプレート、自動化、ソフトウェア、および業界をリードするハイコンテントスクリーニング装置と共に利用できます。当社の製品群によりスクリーニングのワークフロー全体を俯瞰できるため、研究者は疾患への理解を深め、より適切な治療法や治療薬を開発することが可能となります。

Cell Paintingは、細胞生物学と計算生物学を組み合わせたハイコンテントスクリーニングの強力なアプリケーションであり、化合物、薬剤、遺伝子などの様々な因子が細胞の挙動に及ぼす影響を明らかにします。細胞内の各部位を異なる蛍光プローブでラベル付けすることで細胞を「ペイント」し、その領域を定量的にプロファイリングします。しかしながら、最初からこのペイントする試薬を準備するのは、信じられないほどの手間と時間がかかります。
この課題を解決するために、パーキンエルマーはPhenoVueTM Cell Paintingキットを開発しました。このキットは、すぐに使えるため、便利さとシンプルさを提供します。また、Cell Painting kitは、オルガネラ蛍光染色プローブや蛍光標識二次抗体を含むPhenoVueTM試薬製品群の一部です。すべての試薬は、お客様のアッセイ構築時間を短縮するために、ハイコンテントスクリーニングのアプリケーションとして利用可能であることを実証されています。例えば、これらの試薬は、PerkinElmer社のCellCarrierTM UltraマイクロプレートOpera Phenix(R) Plusハイコンテントスクリーニングシステム、Operetta CLSTMハイコンテントアナリシスシステム、およびHarmony(R)ハイコンテントアナリシスソフトウェアで使用することができます。

PerkinElmer社のライフサイエンス担当副社長兼GMであるAlan Fletcherは、次のように述べています。「研究者は、ハイコンテントスクリーニングとCell Paintingを組み合わせることで、より革新的な医薬品や先進的な治療法を発展させる重要な発見ができるようになります。ラインナップに、新しくPhenoVueTM細胞イメージング試薬が加わったことで、当社はハイコンテントスクリーニングに関わる一連の製品とサービスの提供ができるようになりました。このような研究の加速化を支援する専門的技術をもつ単一のプロバイダーとの連携することで、研究者はより効率化されたワークフローを構築することができ、その利便性を享受することできます。」


PhenoVue細胞イメージング試薬 製品ページはこちら
https://www.perkinelmer.co.jp/hcs/tabid/2483/Default.aspx


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本件に関するお問合せ先:
株式会社パーキンエルマージャパン
TEL:045-339-5862(ヒューマンヘルス事業本部 ライフサイエンス

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