中国のポータルサイト・網易に3月31日、韓国、アルゼンチンモンゴルに「3完封」したサッカー日本代表について「アジアにはもはや相手がいないかもしれない」とする記事を掲載した。

 記事は、日本のA代表が3月25日の親善試合で韓国を3-0で完封すると、30日のW杯2次予選・モンゴル戦では14-0という記録的なスコアで大勝、U-24代表も29日の親善試合で強豪アルゼンチンを3-0でシャットアウトしたと紹介。ブラジルサッカーに学び続けてきた日本のサッカーがいよいよ完成に近づきつつあり、もはやアジア地域には日本と対等にやりあう相手はいなくなってしまったようだと伝えている。

 そして、日本には現在欧州のクラブに所属する選手が60人あまりおり、「欧州組」が数えるほどしかいない中国代表から見れば「本当にうらやましい」とした。特に、若い選手の台頭が著しく、6年後に行われる次々回のW杯では久保建英選手らの世代が主力となり、日本代表がベスト8、さらには、ベスト4にまで勝ち進む可能性が大いにあると評した。

 さらに、日本代表の強さについて「日本の高校サッカー大会のレベルを知っていれば、そこまで驚くには及ばない」と指摘。欧州のユース育成よりも、中国は日本の学校教育と融合したサッカーこそ参考にすべきだとした。そして、日本の高校サッカーはまさに青春の一ページであり、成績至上主義ではなく教育の一環として競技に取り組むことで、結果的に優秀な日本代表選手を数多く輩出することにつながっているのだと伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

もはや、アジアで日本を止められる国はないかもしれない