ドルトムントに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの代理人を務めるミノ・ライオラが、同選手について言及した。3月30日付けでスペイン紙『アス』が報じている。

 今シーズンもドルトムントで公式戦31得点を記録している現在20歳のハーランドに対しては、ヨーロッパの各ビッグクラブが熱視線を送っており、その去就に大きな注目が集まっている。同選手はドルトムントと2022年6月まで契約を結んでいるとされるが、今シーズンの同クラブはブンデスリーガの5位に沈んでおり、来シーズンに向けた移籍交渉が噂されている。

 そんな中、取材に応じたライオラは、まず「彼をドルトムントへ連れていくと決めた時、私は慎重になりすぎていたのかもしれない」と、2019年12月にザルツブルクから移籍した当時について言及。そしてハーランドの実力を認めつつ、以下のように続けた。

「彼はすでに高いレベルにあり、どのクラブでも移籍し活躍することができる。昨シーズンもそうすることができただろう。その時はまだ『ザルツブルクだから活躍できる』と思われていた可能性もあるが、彼は私の予測よりも遥かに早かったようだ」

 現在、ハーランドの移籍金は1億8000万ユーロ(約234億円)と言われているが、多くの大物選手を顧客に抱えるライオラは、今度どのような手腕を見せるのだろうか。

ドルトムントに所属するハーランド [写真]=Getty Images