当社は、「April Dream 4 月 1 日は、夢の日。」に参加しています。このプレスリリースは
有限会社よしだの April Dream です。
有限会社よしだ(山形市五日町/代表取締役吉田長芳)は、山形市伝統的工芸品である山形桐箱の製造を行う企業で、さくらんぼや、高級な日本酒等を入れる桐箱を職人の手で1つずつ手作りしています。
KIRIBAKO YOSHIDA (http://hakoyoshi.jp/)


有限会社よしだの背景

昭和5年に初代吉田長助がお膳や重箱の木地師職人だった技術を生かし桐箱の製造を始めました。その後、二代目吉田長四郎が越中富山の置き薬桐の引き出し箱の全国への出荷や、地場産業である米沢織物や山形鋳物等を入れる桐箱やさくらんぼの桐箱をいち早く考案し事業を拡大し、平成3年より三代目の吉田長芳(代表取締役)が従事し、桐箱1つから大量ロットまで、オーダーメイドでお作りしております。

桐は調湿性があり、軽く耐久性にも優れ、光沢が醸し出す優美さに加え、防虫・防カビ効果もあるため、古くから大切なものを保管する箱や箪笥、日用品など日本人の生活シーンに馴染みある木材です。しかし、国内の桐生産量は昭和34年ピークに下がり続け、現在はピーク時の2%程度になっています。

そこで当社は、4年前からBtoC向けに、桐が持つ音響性を活かしたスマートフォン用スピーカーKIRINONE(キリノネ)」や、地方に隠された宝物を選ぶグランプリ「にっぽんの宝物グランプリ JAPANグランプリ」(https://www.undiscovered.jp/)の2019年工芸雑貨部門でグランプリを獲得した、初版本や貴重本など「あなただけの重要文化財を守る『本の正倉院』」、など、桐箱製造で培った技術と桐が持つ素材優位性を活かし、1個から作成できる強みを活かした製品開発を行っています。

■製品開発のきっかけ

わたしたちは常に桐の良さを最大限に活かせるものを模索し、大切なものや思い出を守り世界を豊かにする製品の開発に取り組んできました。
ここでは、よしだの製造で培った技術と桐が持つ素材優位性が詰め込まれた桐箱製品と、その製作のきっかけなどについてご紹介させていただきます。


・桐が持つ音響性を活かしたスマートフォン用スピーカーKIRINONE(キリノネ)
桐材は昔から琴や琵琶などの楽器に使われており、音響効果が高い材質であることが知られています。

このスマホスピーカーは、桐の材質を活かして豊かな音響を再現できるよう作られました。お手持ちのスマートフォンを挿すだけで心地よい音質で音楽をお楽しみいただけます。


・初版本や貴重本など「あなただけの重要文化財を守る『本の正倉院』」

本の正倉院は、本のコレクターさんが日焼け、虫、カビに悩まれている事を知ったことをきっかけに開発された製品です。桐のもつ調湿性、防虫、防カビ効果を活かして、「あなただけの重要文化財」である大切な本を守る事が出来ると試行錯誤して完成しました。

地方に隠された宝物を選ぶグランプリ「にっぽんの宝物グランプリ JAPANグランプリ」(https://www.undiscovered.jp/)では、2019年工芸雑貨部門でグランプリを獲得しました。


・おいしいパンをより美味しくする、パン好きのための桐製ブレッドケース「吉田パン蔵

保湿性・抗菌作用・クッション性といった、桐の特徴がパンを乾燥やカビからやさしく守り、美味しさを長持ちさせる「吉田パン蔵」。高級食パンブームに着目したということもありますが、桐の魅力を活かし食品を長持ちさせることで、世界的な食品ロス問題の解決に繋げたいと思いから生まれた製品です。

■今後の展望

有限会社よしだは、これからも桐の特徴を活かした生活雑貨など、長く使い続けていただけるものの企画開発に努め、代々受け継いできた技術・伝統文化を守りながら、桐箱の魅力を日本全国にとどまらず『KIRIBAKOを世界に』を合言葉に世界への販路開拓を目指してまいります。

「April Dream」は、4 月 1 日に単に笑えるネタではなく、実際に企業が叶えようとする夢 を発信いただく PR TIMES によるプロジェクトです。


■本件に関するお問い合わせ先■

有限会社よしだ 代表取締役 吉田長芳

TEL/023-645-3025 FAX/023-645-8544  URL  http://hakoyoshi.jp/

是非、貴媒体でお取り扱い頂けますよう、お願い致します。工房での取材対応も可能です。また商品現物についても郵送可能ですのでお気軽にお問合せ下さい。

配信元企業:有限会社よしだ

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ