明治安田生命J1リーグ第7節】
2021年4月2日(金)
19:00キックオフ
セレッソ大阪(13pt/4位) vs サガン鳥栖(14pt/3位)
[ヤンマースタジアム長居]

インターナショナルマッチウィークが明けて再開されるJ1リーグ。フライデーナイトJリーグとして行われる一戦は、4位のC大阪と3位の鳥栖の上位対決となる。

◆3選手離脱を底上げへの第一歩に【セレッソ大阪

開幕から7試合を終えて4勝1分け2敗の成績を残しているC大阪。今シーズンから復帰したレヴィー・クルピ監督の下、攻撃的なサッカーを取り戻してまずまずのスタートを切った。

特に、13年ぶりに復帰した大久保嘉人が開幕から7試合連続でスタメン出場し、開幕3戦連発を含むここまで5得点と気を吐いている。

クルピ監督はほとんどメンバーをいじらずに7試合を駆け抜けたため、およそ2週間のブレイクは選手たちの疲労回復という点でもプラスに働いたはずだ。

しかし、中断前最後の湘南ベルマーレ戦でMF原川力、MF高木俊幸、MF坂元達裕の3選手が負傷。原川と坂元は日本代表に初招集されていたものの、無念の辞退となり、チームとしても痛手となるが、この機会を固定されたメンバーの底上げに利用したい。

一方で、U-24日本代表に招集されていたDF瀬古歩夢は得意のフィードからゴールを演出。そのゴールを決めたFW林大地といきなり対決となるが、どちらに軍配があがるだろうか。

★予想スタメン[4-4-2]
GK:キム・ジンヒョン
DF:松田陸、西尾隆矢、瀬古歩夢、丸橋祐介
MF:西川潤、奥埜博亮、藤田直之清武弘嗣
FW:大久保嘉人、豊川雄太
監督:レヴィー・クルピ

◆J1記録の開幕7試合連続無失点なるか【サガン鳥栖

昨シーズンは下位に低迷していた鳥栖だが、この躍進を予想できた人がどこまでいただろうか。開幕から6試合を戦い唯一の無失点。開幕6試合連続は25年ぶりにJリーグ記録に並んだ。

Jリーグ記録がかかる7試合目の相手はC大阪。攻撃に秀でているチームであり、鳥栖にとっては真価を発揮する格好の相手となる。

中断により体力面を回復できた事はプラスだが、チームとしての流れが切れた感もある。その間に行われたYBCルヴァンカップ北海道コンサドーレ札幌戦では5失点大敗。メンバーが違うとはいえ、チームとしてはルヴァンカップで2試合連続大量失点しただけに危機感を持っているだろう。

さらに、次節は現在首位の川崎フロンターレが相手。ガンバ大阪名古屋グランパスFC東京と手練れの相手との対戦が続くため、今月の出来がシーズンを左右すると言っても良いだろう。

U-24日本代表に初招集を受けたFW林大地はアルゼンチン相手に持ち味を出してゴールを記録。DF中野伸哉もデビューを果たし、一定の手応えを得ているはず。クラブにどこまで還元できるかに注目だ。

★予想スタメン[3-1-4-2]
GK:朴一圭
DF:ファン・ソッコ、エドゥアルド、中野伸哉
MF:島川俊郎
MF:飯野七聖、樋口雄太、仙頭啓矢、小屋松知哉
FW:山下敬大、林大地
監督:金明輝

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