詳細画像はこちら

軽キャンパーだって装備充実

幕張メッセで開幕した「ジャパンキャンピングカーショー2021」のパナソニック・ブースに、スズキ・エブリィの軽キャンパーが登場。

【画像】スズキ・エブリィの軽キャンパーに、大画面カーナビ【JCCS2021】 全52枚

ステージ21社(神奈川県)が、エブリィバンをベースにカスタムビルドした「リゾートデュオ・バスキング・エブリィ」だ。

詳細画像はこちら
ジャパンキャンピングカーショー2021(会期:4月2日4月4日)では、最新のカーナビ、連携ドライブレコーダーを搭載した軽キャンパーに出会える。写真は「リゾートデュオ・バスキング・エブリィ」。

これは、ソーラーパネル/走行充電システムの2系統充電に加えて、家庭用AC100Vからのチャージにも対応するという電装環境を整えた優れもの。

バッテリーの増設もできるうえ、クーラーの「冷え蔵X」、ポータブル冷蔵庫なども装備している。

エブリィに「CN-F1X10BLD」

車中泊を無理せず楽しめる軽キャンパーとあって、運転席まわりにもこだわりが。

インパネの正面には、10インチカーナビの人気フローティング・モデル、パナソニック・ストラーダのFシリーズ「CN-F1X10BLD」を設置。

詳細画像はこちら
パナソニック・ブースでは、10インチ・フローティング画面のカーナビ、ストラーダFシリーズ「CN-F1X10BLD」を搭載したスズキ・エブリィのキャンパーが展示されている。

大きな画面は、HD画質の「有機ELディスプレイ」なので、ブルーレイディスク高画質で再生できる。

その映像は、2人が広々と寝られるベッドスペースに備え付けた15インチフリップダウンモニターにも出力されるから、クルマのなかのエンタメ機能としてキャンプを盛り上げてくれそうだ。

連携ドライブレコーダーもHD画質

また、ドライブ中のトラブルをフルHD画質で記録する2カメラ式ドライブレコーダー「CA-DR03HTD」を装備。

前記のカーナビに連携するモデルだから、前と後ろのカメラ映像を、ナビ画面にその場で映して確認することができる。

詳細画像はこちら
こちらは、ストラーダの7インチ・インダッシュ式モデル「CN-RE07WD」。会場では、ナビ画面を連携ドライブレコーダーの後方カメラ映像に切り替えるデモを体験できる。

さらに、リアビューカメラ「CY-RC500HD」をリアバンパー部に搭載しているので、リバース操作時にはその映像が大画面に表示される。アウトドア・シーンでクルマを取り回す際などに重宝することだろう。

会場には、同じくFシリーズの9インチ・フローティングモデル「CN-F1D9VD」も出展。インダッシュタイプでは、7インチ・モデルの「CN-RE07WD」が展示され、ナビ画面を連携ドライブレコーダーの映像に切り替える操作などを体験できる。

そしてこの春、ストラーダFシリーズは装着対応車種が追加されたというニュースが届いている。

新型Nワンほか、460車種以上に適合

text:Hideaki Hamasaki(浜先秀彰)

Fシリーズが支持を得たいちばんの理由は、一般的なカーナビ7インチ画面)の約2.3倍も大きな10インチ大画面や、約1.8倍も大きな9インチ大画面ながら、多くのクルマに装着できる汎用性の高さ。

他社のほとんどの大画面ナビは車種専用ボディのために装着できる車両が数種類に限られてしまう。だが、Fシリーズならばフローティングスタイルの「DYNABIGスイングディスプレイ」により、本体部分は規格サイズといえる「2DIN」に収まる。

詳細画像はこちら
装着可能車種が、ついに460車種以上となったストラーダFシリーズ。ナビ本体を2DINスペースに収めるフローティング構造により、ご覧のように大画面を好みの向きに調整できる。

現行車だけでなく旧型を含めたさまざまな国産車に対応するわけだ。

最新モデル「CN-F1X10BLD」が昨秋にデビューした時点での適合車種は430車種以上。それが、今春新たに増え人気急上昇中の「ホンダNワン」、マイナーチェンジを行った商用車「タウンエースバン/トラック」などにも装着が可能に。

これで装着可能車種は460種以上となった。なお、最新の適合情報はパナソニックのウェブサイトに掲載されており、愛車に装着できるかどうかがひと目でわかる。

しかもDYNABIGスイングディスプレイには調整機構が備わっており、奥行き(取付け時のみ)、上下スライド、前後角度(約-20°~約+60°)、左右角度(左右-15°~+15°)の調節が行える。

自分にとってもっとも見やすいポジションに画面をセットでき、ハザードやエアコン操作パネルなど、インパネに装備されているスイッチが操作しにくくならない場所を選んだり、エアコンの吹出し口にかからないように避けられるのだ。

最新Fシリーズ 見どころは?

フローティング構造は、可動する部分が多いために走行中の画面ブレを心配する人もいるかもしれないが、パナソニックではディスプレイユニットの軽量化や高剛性化を図るとともに、走行データの分析によって効果的な振動対策を行っている。

そしてFシリーズの上位2モデル(CN-F1X10BLD/CN-F1X10LD)については、前述のようにトップレベルの美しさを誇る「有機ELパネル」を搭載。

詳細画像はこちら
有機ELディスプレイを採用したパナソニック・ストラーダCN-F1X10BLD。

従来からの液晶パネルと異なり、自発光方式でコントラスト比が高く、黒色を黒浮きさせずに再現することができ、今までにない鮮やかな色合いと、リアルで迫力あふれる映像を展開。

さらに低反射フィルムや空気層をなくしたエアレス構造など、独自技術を組み合わせ、外光による不快な映り込みも低減している。

大きくて美しい画面は一度味わったら手放せなくなる魅力的なもの。ジャパンキャンピングカーショー2021の会場で、実機の映像美を確認してみよう。


キャンピングカーの記事
レクサスで本気のアウトドア セマ・ショーを飾ったGXとLX 公認社外品「AAP」でカスタム
二子玉川でアウトドア! グッドイヤーのオールシーズンタイヤが、キネコ国際映画祭に
ついに正式発表 ディズニー100周年キャピングカー 問い合わせの状況は?
日産キャラバン・マイルームが、車中泊の新基準なワケ 「ラシーン」の色が復活

ジャパンキャンピングカーショー2021の記事
【車中泊は、アイデア装備で】ベース車とどこが違う? ベルランゴのキャンピングカー
【伸びるテーブル】プジョーで車中泊 技ありアイテムが光る、ポップアップルーフ仕様
【車中泊が楽しみ】ハイエースのバンライフ ジャーナルスタンダードの家具で
【ジープで車中泊】ワイルドだぞ ラングラー(JK)のポップアップルーフを市販化

【軽キャンパーにも】大画面ナビ・ストラーダFシリーズ ジャパンキャンピングカーショー2021に登場