4月15日(木)にスタートする玉木宏主演の「桜の塔」(毎週木曜夜9:00-9:54※初回は拡大スペシャル、テレビ朝日系)の制作発表記者会見が、4月5日に東京・六本木にあるテレビ朝日本社で行われた。“権力”と“警視総監の座”を手に入れるため、あらゆる手段を駆使して野望の階段を駆け上がっていく警視庁捜査共助課の理事官・上條漣を演じる主演・玉木をはじめ、広末涼子、岡田健史仲里依紗、光石研、吉田鋼太郎、椎名桔平ら豪華キャストが登壇した。

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警視庁を舞台に、その頂点である警視総監の座をめぐる出世争いを通し、野望と正義が入り乱れる究極の人間ドラマ「桜の塔」。「単純な警察ドラマではなく、いろいろな裏切りがあるドラマ。心してご覧ください!」と玉木もアピールする本作では、キャスト陣が日々“四方八方敵だらけの、しのぎを削る世界”を演じていく。

ドラマでは光石、吉田、椎名がそれぞれ警視庁内の3大派閥「東大派」「薩摩派」「外様派」のトップに扮(ふん)し、ギスギスしながら警視総監の座を争っているが、会見で吉田が何食わぬ顔をして「東大派と薩摩派の2大派閥」と言ってしまったことで、思わぬバトルが勃発することになった。椎名が「2大派閥とおっしゃいましたが、私も外様派という一応派閥の長を務めているんですけどね。なんか納得がいかない」と、笑顔で吉田に応戦、会場の笑いを誘った。

また、口をそろえて「撮影が楽しい」と言い、少年のようにはしゃぐ3人の部長キャスト陣。その様子をほほ笑ましそうに見守っていた玉木が、もう一人少年のようなキャストがいると、広末の名前を挙げた。「まぁとにかく広末涼子が明るい! いきなり側転したり、壁を見つけたら逆立ちをしたり、少年のような動きをたくさんする!! すごい元気をもらっています」という玉木。「側転も倒立もとてもきれいでした。間違いなく広末さんはムードメーカーですね!」と貴重なエピソードを披露し、会場を温かい空気で包んだ。

■一同が度肝を抜かれた玉木の野望

「桜の塔」の「野望の階段を上がる」というテーマにちなみ、キャスト陣がそれぞれ胸に秘めた個人的な今年度の野望も発表。すると、トップバッターの玉木から「小屋作り」という、壮大な野望が飛び出す。一同が驚きに包まれる中、玉木はたたみ掛けるように「“今年”というくくりでなければ、『家を手作りで作る』という野望がある」と、もっと大きな野望を秘めていることも明かし、会場の度肝を抜く。

広末は「パイオニアにオレはなる!!」、岡田は「自炊」、仲は「ソファで寝落ちしない」、光石は「現状維持」、吉田は「エンデュランス(馬)」、椎名は「姿勢を正し、夜明けとともに起き、日暮れとともに休む」と、個性があふれる野望をそれぞれ発表した。

■主題は宮本浩次の書下ろし!

さらに会見では、ずっと謎のベールに包まれていた主題歌も発表。魂の歌唱で人々を魅了し続ける宮本浩次が、このドラマのために書き下ろした「sha・la・la・la」に決定したことが明かされ、宮本自身から書面で熱いコメントが到着。

主人公・漣が野心家であると聞き、「われわれが夢を追い続けるということにも通じる、強さとその裏返しのはかなさのようなものを思いました。彼が体現しているその心情が、われわれの人生そのもののような気がしたのです。夢を追い掛け、敗れ、そしてまた立ち上がるという、われわれの人生そのもののように」と明かす宮本。「夢を追いかけることを大きなテーマに」作ったという「sha・la・la・la」はどんな形で「桜の塔」を彩ってくれるのか、同曲は4月15日(木)の初回放送で初披露される。

なお、会見の模様は4月12日(月)夜9時からテレビ朝日公式LINE、YouTubeテレビ朝日チャンネル、TELASA(テラサ)、ABEMAで配信。「桜の塔」公式Twitterで視聴者から募集した質問にも、キャスト陣が回答している。ほか、現在、「桜の塔」公式Twitterではすてきなプレゼントが当たるキャンペーンを実施中。

「桜の塔」の制作発表記者会見が4月5日(月)に行われた/(C)テレビ朝日