リーガ・エスパニョーラのアラベスは5日、アベラルドフェルナンデス監督の解任とハビエル・カジェハ氏の新監督就任を発表した。

 アラベスはリーガ・エスパニョーラ第29節を終えて、5勝8分16敗で最下位に沈んでいる。今年1月から指揮をとっていたアベラルド監督は、12試合で1勝2分9敗とチームを立て直すことができず、約3カ月で指揮官を退くことが決まった。

 現在50歳のアベラルド氏は2017年12月〜2019年6月にもアラベスで指揮をとり、2018-19シーズンに半年レンタルで加入したMF乾貴士も指導した。その後は、エスパニョールでの指揮を経て、今年1月にパブロ・マチン前監督の後任としてアラベスに復帰していた。

 後任のカジェハ氏は今シーズン終了までの契約で指揮官に就任。現在42歳の新監督は2017年9月からビジャレアルを率いていたが、2018年12月に成績不振で解任となった。だが、後任もチームを立て直すことができなかったため、わずか50日でビジャレアルの監督に復帰。昨シーズン終了までビジャレアルで指揮をとり、リーグ戦5位とヨーロッパリーグ出場に導いていた。

1月からアラベスで指揮をとっていたアベラルド監督 [写真]=Getty Images