ドイツ代表DFジェローム・ボアテング(32)だが、バイエルンでのキャリアは終了を迎えることになるようだ。

ヘルタ・ベルリンの下部組織で育ったボアテングは、ハンブルガーSVやマンチェスター・シティでもプレー。2011年7月にバイエルンへと完全移籍で加入した。

これまでバイエルンでは公式戦354試合に出場し10ゴール25アシストを記録。その間に8度のブンデスリーガ優勝や2度のチャンピオンズリーグ(CL)優勝などに貢献。また、ドイツ代表にも定着しその名を挙げていた。

アテングとバイエルンの契約は2021年6月末までとなっており、今シーズン限りで契約が満了を迎えるが、ドイツ『キッカー』によるとバイエルンのキャリアは10年間で終了となるようだ。

報道によれば、バイエルンの取締役会はボアテングと契約を延長しないという決定を下し、すでにボアテングの代理人に伝えているとのこと。これにより、バイエルンでのキャリアは終わりになることが決定した。

ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督からは世代交代を理由に招集されていないボアテング。しかし、バイエルンのウリ・ヘーネス名誉会長は同様の理由で代表を離れているFWトーマス・ミュラーとともに代表に復帰させるべきだと主張していた。

また、今回このような決定を明かしたことについては、カール=ハインツ・ルンメニゲ会長や幹部のオリバー・カーン氏、ハサン・サリハミジッチ氏を、この手の質問から解放したいと考えていたようだ。

【動画】バイエルンで躍動するジェローム・ボアテン

サムネイル画像