バルセロナがクラブ史上最多出場記録を樹立したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを称えた。

メッシは3月15日に本拠地で行われたラ・リーガ第27節のウエスカ戦に先発。バルセロナでの公式戦通算出場試合が767試合となり、バルセロナのレジェンドである元スペイン代表MFのチャビ・エルナンデス氏が持つクラブ最多出場記録に並んだ。

そして、メッシは続く21日に敵地で行われた第28節のレアル・ソシエダ戦にも先発し公式戦768試合出場のクラブレコードを達成。その偉業を称え、バルセロナは5日に行われたラ・リーガ第29節のバジャドリー戦前にセレモニーを実施した。

セレモニーでは、メッシがデビューを飾った2003-04シーズンのユニフォームにチームメイトたち全員のサインが入った特別なシャツが贈呈され記念撮影。これには、負傷離脱中の元スペイン代表DFジェラール・ピケや、妻のアントネラさん、長男のチアゴくん、次男のマテオくん、三男のシロくんといった家族も駆けつけた。

特に家族とのシーンがバルセロナの公式ツイッターで公開されると、ファンからは「癒される」「キュートだ」「GOAT（Greatest of All Time＝史上最高）が普通の人間に戻る瞬間」など、ピッチで見せる姿とはまた別のメッシに多くの反響が集まった。

メッシは、これまでバルセロナでリーグ戦511試合、チャンピオンズリーグ(CL)149試合、コパ・デル・レイ79試合、スーペルコパ・デ・エスパーニャ20試合、クラブ・ワールドカップ5試合、UEFAスーパーカップ4試合に出場。その間のチーム成績は538勝140分91敗となる。

バルセロナとの契約が今季最終年の去就は依然として不透明な状況だが、この記録をどこまで伸ばしていけるのだろうか。

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