進学や就職などのライフイベントを迎え、新生活がスタートする4月。

環境が大きく変わると、期待や不安でソワソワしますよね。

とくに、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)が流行している間は『人とのつながりにくさ』があり、新生活のハードルの1つになっています。

そんな時期に公開されたのが、東京の渋谷を舞台にしたCM。街行く人、みんながマスクを着けている光景はもはや見慣れたものですが…突如、異質な円盤が上空に出現!

渋谷の象徴的な商業ビル『SHIBUYA109』の前に、怪しいビームとともに目立つ4人組が降り立ちます。

4人は宇宙でもウワサになっているゲームを求めて、はるばる地球まで来たようで…。

「俳優が豪華すぎて笑った」「こんな姿でもイケメンやな」「顔がうるさい」と話題になった動画をご覧ください!

こちらは、スマホアプリゲーム『モンスターストライク(以下、モンスト)』の新CM。

出演しているのは俳優の満島真之介さん、染谷将太さん、矢本悠馬さん、志尊淳さんの4人で、『テレパシーで会話する宇宙人役』として初めてセリフなしのCM撮影に臨んだそうです。

それぞれの個性に合わせキャラクター設定が細かくあり、志尊さんには「物知りでマジメ」に加え「花粉症持ち」という設定まで!

日本の春は、花粉症の宇宙人には厳しそうですね。

近未来的な衣装やメイクも人によって異なり、耳の形まで4人とも違うとか。それを知ったら、じっくりCMを見返したくなります。

新CM発表会では、満島真之介が気恥ずかしそうに?

新CM発表会で、志尊さんは体調不良により欠席でしたが、キャラクターの設定通りに『花粉症で欠席』ということで、本人の代わりにパネルが登場しました。

それ以外の3人は出席し、『初めて地球を訪れた宇宙人』というCMの内容にかけて、『初めての〇〇』をテーマにしたマル秘エピソードを展開。

満島さんは、『はじめての出会い』というテーマを受け、「染谷くんとの初めての出会いが、思い出すとグッとくる」と熱を込めて語ります。

初共演となった舞台中、染谷さんが誕生日を迎え二十歳になりました。すると共演していた先輩たちが「舞台本番前にサプライズで成人式をしよう」と提案!

舞台スタッフも一致団結して、染谷さんを紋付き袴姿に早着替えさせて成人式を行い、印象的な出来事となったそうです。

「今回、それ以来の共演だったのですごく嬉しかった」と想いを明かし、モンストの新CMが4人をつなげるいいきっかけになったことを噛みしめた満島さん。

記者から『新生活を迎える人たちへのメッセージ』を求められた際には、「『ゲームのしすぎだ』って、親子でぶつかり合いになることもあると思うんですけど」と前置きして、次のように語りました。

新生活は本当にいろんな出会いもあるし、別れもあるし…。

自分がまだ見ぬ世界へ飛び出して行く人たちも、「ここにまだいたかったけど卒業しなきゃいけない」とか「離れなきゃいけない」っていう、人生の中で大きな転換期を迎える人たちがたぶん、結構いると思うんですよ。

その中でやっぱりスマホはみんな持ってますし、メッセージを送り合ったり、電話をしたりするのが、少し恥ずかしい親子関係・友達関係っていうものを、「モンストやろうよ!4人でできるから」って。

染谷くんがいったように、『出会いのきっかけになる』のもそうだし、『今まで出会った人たちともうちょっとしっかりつながっておくため』に、「モンストやろうぜ」って気軽に声をかけられる。

しかも男女、年齢、関係ありませんから。世界中、どこでも言葉はいりません。きみにはモンストがある!

そういうふうに新しい生活にモンストが入ってきて、大切な出会いをつなぎとめる役割や、新しい出会いのきっかけになればいいんじゃないですかね。

僕らもそうだもんね。

照れながら語った満島さんに、染谷さんと矢本さんも賛同。2人もモンストがきっかけで一緒に仕事できたことを、嬉しく思っているようです。

さまざまなきっかけで人と人とが出会う世の中で、ゲームがつないだ縁も尊いもの。

コロナウイルスがまん延してコミュニケーションが難しい昨今、距離を越えて誰かとつながるには、ゲームで遊ぶのも1つの方法だといえそうです。

新生活を豊かに過ごすため、満島さんの言葉を覚えておきたいですね。


[文・構成/grape編集部]